我が家では白いお砂糖の代わりに三温糖をよく使いますが、実は栄養価はさほど良くないという事実を以前紹介しました(^^; 今回、サトウキビの砂糖「きび砂糖」を試しに購入♪身体に優しくコクがあって美味しい。普通のお砂糖と何が違うのか、詳しくまとめてみました。
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きび砂糖は「含蜜糖」 栄養価は程よくあり、コクとうまみが特徴
お砂糖と言えば白いお砂糖=上白糖やグラニュー糖などの「精製糖」を使う人が多いと思います。この精製糖というのは、加熱とろ過を繰り返し、「糖蜜」と「結晶」を分離させ結晶だけを取り出して加工し作られます。三温糖は「茶色いお砂糖だから健康に良い」とイメージするかもしれませんが、この精製糖を煮詰めてカラメル化させたものなので特に栄養価が良いというわけではありません。
一方できび砂糖や黒糖は「含蜜糖」に分類されます。黒砂糖は精製も分離もせずに、糖と蜜が混ざった糖液を煮詰めて作ります。きび砂糖は、最初は白砂糖と同じ方法で精製し、精製工程の途中で糖液を煮詰めて作ります。黒砂糖と同様に糖蜜を含むので「含蜜糖」となるのです。栄養価で見ると、「精製糖」よりも「含蜜糖」の方が高いのですが、きび砂糖は黒砂糖よりもミネラルなど栄養面は劣ります。
中身を出してみるとこんな感じ。粒粒が少し大きめです。舐めてみると…美味しい♪サトウキビをかじった経験はありませんが(笑)、コクがしっかりあります。私は黒砂糖も好きなのですが、料理に使うという面ではとても使いづらい(そのまま食べるには美味しいが、それだけで味が完成されているので調理には適していない)ので、料理の使いやすさでいうと断然きび砂糖です。白砂糖や三温糖よりも栄養があり、黒砂糖(黒糖)よりも調理に適している、という意味で最もバランスの取れた砂糖と言えるかもしれません☆ただ薄く色が付いているので、色を付けたくない繊細な料理には向いていません。(出汁でシンプルに煮るような煮物や漬物、ホイップクリームなどは向かない。)
基本的に白砂糖と使い方は一緒!色々試してみて♪
きび砂糖の使い方は、基本的には白砂糖と同じと考えても大丈夫です。ただ色が付きやすいこと、コクがあるのでいつもとは少し違う仕上がりになる可能性があること、焦げやすいこと、が挙げられます。きび砂糖は、白砂糖や三温糖よりもちょっと値段が高くなるので、私はいつものコーヒーに入れたり、砂糖をたっぷり使うようなお菓子に使ったりしています♪
ミルクたっぷりのコーヒーに入れてみました☆今回は牛乳ではなくライスミルク。すこしさっぱりとした仕上がりなのできび砂糖が良い感じ!!
ココアに!純ココア(砂糖なし)ときび砂糖、ほんの少し生クリームを入れて作ったココア。きび砂糖のおかげでコクがアップ。いつも飲んでいる即席のミルクココアよりも本格的な味になります(*ノωノ)
こちらは高野豆腐で作ったラスク。シュガーラスク味、お砂糖の味を感じられて美味しい(*^^)v子どもに食べさせるのにもピッタリ。
ヨーグルトにも!きび砂糖とはちみつ、星形のお麩で可愛く仕上げました♪息子「お砂糖がシャリシャリしてて美味しい~」とのこと。白いお砂糖よりも旨味があってヨーグルトにとっても合います。
こちらはちょっとマニアチックですが、ウラド豆(ケズルアズキ)の甘煮。こういうお料理は砂糖をたくさん使うし、お砂糖の美味しさが分かりやすいのでとても適していると思います。この甘煮は私も息子も大好きです!!
お砂糖はいろんな種類があって選ぶのに迷ってしまうかもしれませんが、我が家の場合、きび砂糖は家に常備しておきたいお砂糖になりました♪使ったことのない人はぜひお試しください!