私の夫は異常にピンクペッパーが好きです。コショウを常備し、色々な種類のペッパーを買っている我が家ですが、どうやらピンクペッパーは断トツのよう(笑)。(ちなみにこれまでにこのサイトで紹介したコショウ系のスパイス…グリーンペッパー、ロングペッパー おまけのブラックペッパーソース)
鮮やかな色で料理が華やかになるため、おもてなしやパーティーの時にも最適。辛みはなくパンチのある味わいで、刺激的なものが好きな人は一度試してみてほしいスパイスです。ペッパーという名前が付いていますが、普通のコショウとは全く違うものなんですよ☆
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ピンクペッパーの正体 厳密にいうと「コショウ」ではない
「ピンクペッパー」とは、一般的にコショウボク(ウルシ科サンショウモドキ属)の果実を乾燥させたものを指します(フランス語で「ポアブル・ロゼ」)。
ただ胡椒(コショウ科コショウ属)の実を赤く熟してから収穫した「レッドペッパー」のことを「ピンクペッパー」と呼ぶこともあります。
★コショウ(胡椒)について
胡椒は、熟す前の実を収穫しフリーズドライや塩漬けに加工したものを「グリーンペッパー」と言い、同時期に収穫し乾燥させ黒色に変色したのが「ブラックペッパー」と言います。赤色に完熟してから収穫するのが「レッドペッパー」。さらに、レッドペッパーの外皮をはがしたものが「ホワイトペッパー」です。胡椒は収穫のタイミングと製法によって4種類のペッパーができます。
一般的に売られているピンクペッパーはコショウボクの果実なので、上記の4種類のペッパーとはまるで違うものです。
※ちなみにナナカマド(バラ科ナナカマド属、別名「ヤマナンテン」)の実を「ピンクペッパー」と呼ぶこともありますが、毒性があり食用ではありません(北海道ではジャムに加工した商品もあるようですが)。
ほのかに甘い香りと独特の風味 広く料理に使えるスパイス
パッケージには「フルーティーで甘い香りが特徴」「カルパッチョやお肉のソテーなどに合わせて、料理の彩りに」とありました。単体で口に入れてみると、他のペッパーとは大きく違うことに気が付きます。果実を乾燥させたものなので固くなく、ミルを使う必要もありません。そのままパラパラっと料理にふりかけることができます。香りだけかぐと、フレーバーティーのような感じ(実際にお茶に加えられることもありますが)。かじってみると、かなり独特。結構パンチがあります。ちなみに私は料理にピンクペッパーを加えたりして食べますが、これだけで食べるのはかなり…苦手です(^▽^;)息子も絶対無理。夫はこれだけで食べ続けられるくらい好きだそう。結論としてかなり好みは分かれるかと。→もちろん少量使う分には多分大丈夫だと思います!!
私は主に彩りのためにパーティーメニューに取り入れることが多いです♪
カナッペに。クリームチーズ(小岩井の「ぬるクリームチーズ」を使用)とチェダーチーズ(スライスタイプ)、スターフルーツのドライフルーツ、そしてピンクペッパーを乗せました。※左側は息子用に作った、ピンクペッパーの代わりにバーベリー(小さな濃い赤い実)のドライフルーツバージョン。ピンクペッパーとチーズの組み合わせは間違いないです!なめらかなチーズにとてもよく合います(*^^*)
サラダのトッピングに!ピンクペッパーと言えばカルパッチョですが、我が家ではさほどカルパッチョを作らないので、普通のサラダに乗せています(笑)。具だくさんサラダでもピンクペッパーは負けません!キャベツににんじん、カリカリベーコン、カニカマ(驚きのみかん風味!)…、たくさんの具材があって味が鈍りそうですが、ピンクペッパーが味を引き締めてくれます。
スープにも合うんです!シンプルなのに味わい深い「豚肉とさつまいものカレー風スープ」。トッピングにパラパラとピンクペッパーを振りかけるだけで、カレー味が一層引き立ちます(*‘ω‘ *)
あとは意外ですがチョコと相性が良いためブラウニーに入れたり、タルトやアイスのトッピングにしても良いとか。ただ大人用の味わいになるのでお子さん向けではないかも(^▽^;) ピンクペッパーは、普通の胡椒と違って辛みが無く香りを楽しむスパイスなので、どんな料理にも使えます!ちょっとおしゃれな食卓を演出したいときやおもてなし、パーティーなどの料理の仕上げに、ピンクペッパーを用意しておくと良いですよ~!
◎↓ネットからも購入できます~!