お肉屋さんで見つけた「豚マメ」。こういう、珍しい部位を見つけるとついつい興奮して買ってしまいます。この豚マメについて、下処理や調理法をまとめてみました。栄養価が高いのにレバーより食べやすく料理しやすいので、お子さんや女性にもお勧めですよ(*'▽')
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栄養価が高く疲労回復・美肌効果も!(ただしコレステロールは高め)
豚マメは豚の肝臓のこと。形がソラマメに似ているため「マメ」と呼ばれています。非常に栄養価が高く、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、鉄、銅が豊富。中で皮膚や粘膜の健康を保つビタミンB2と、造血に関わるビタミンB12は貧血予防にも役立ち、その他疲労回復、免疫力強化、かぜ予防にも期待ができます。ただしコレステロールが高く豚のレバーの約1.5倍。食べすぎには注意です。
以前豚のフワ(肺)を紹介した時も書きましたが、豚のマメも人間の腎臓によく似ていて、臓器移植用に豚を用いる研究がされていて、とりあえず最初は腎臓が使われるとかなんとか。という観点で豚マメを見ていると微妙な心境になります(;'∀')
意外と簡単!豚マメの下処理方法
豚マメは腎臓なので、臭みのもとになる白い尿線や脂肪があります。それを下処理してから調理をします。こうやって見ると中の方に白いものが見えているのが分かりますか、それを除きます!
除き方は適当でよいのですが、薄く切って白っぽい部分だけ包丁で除いていくのが簡単かも。
更に臭みを取るために、塩を振りかけて酒を回しかけ15分ほど置き…、
水を切ったら、新しく水を入れて洗います。
ザルに開けて、熱湯を回しかけたら下処理完了です!たくさんある時は、下処理をしてそのまま冷凍保存できます。
炒め物や煮物など 下処理をすれば基本はレバーレシピと同じ調理法でOK
下処理をした豚マメは色々な調理法が楽しめます。ちなみに一つ100gちょっとです。
煮物系のレシピとして、我が家では鶏レバーをよく買うのですが、レッドキドニービーンズと一緒にケチャップ煮にするのがお気に入り。鶏レバーを豚マメに代用したらどうなるか作ってみました。→詳しい作り方はこちらで紹介しています♪
食べてみると、確かにレバー特有のクセが無い!!レバー好きな人はちょっと物足りないかな?歯ごたえが思ったよりしっかりしていて、でも固いわけでもなく食べやすい。これ、結構イケます~(*^^*)
炒め物にも!これは豚マメとキャベツをサッと炒めて、ミーゴレンの素で味を付けました。うんうん、良い!レバニラならぬ、マメニラにしても美味しそう。
これから暑い季節がやってきて、体調を崩したり夏バテ気味になりがちですが、豚マメでスタミナ料理を作るのはおススメかも!下処理はちょっと面倒ですが難しくないので、見つけたらぜひ試してみてくださいね(*^^)v 個性的なホルモン、豚ガツ(胃袋)もどうぞ~!