乾燥セージのホールタイプ、大袋が安かったため衝動買いしてしまいました。確実に業務用サイズです(笑) 乾燥セージについて調べてみても意外と参考になるものは少なく…使い道を試行錯誤。経験のもと、乾燥セージの使い道をまとめてみました!
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コモンセージを乾燥させたもので、粗めに刻まれている
乾燥セージのホールタイプは、セージの葉や小さな茎の部分を乾燥させ、粗く刻んだものです。一般的に「セージ」というとコモンセージ(ガーデンセージ、薬用サルビア)のことを指します。育てやすいハーブであることから、ヨーロッパではごく一般的に各家庭で育てられ、古くは薬用に、今は香辛料や料理のアクセントに使われることが多いようです。肉の臭みを消すのに有効で、ハムやソーセージ作りには欠かせないセージ。抗菌や防腐、精神を安定させる効能があることが納得できるような、強い独特の香りがします。爽やかでずっとかいでいたい、そんな香りです。
ホールタイプは口に残るため、香りづけに使う方が無難
市販の乾燥セージは、パウダータイプとホールタイプがあります。パウダー状だと炒め物や和え物、サラダに少々ふりかけるという使い方ができますが、ホールタイプはそのような使い方をすると葉っぱや茎が口に残ります。ただパウダータイプよりも香りが強いので、食材にセージの香りをしっかりと移すことができるのが特徴。その為、私はお肉にお塩と一緒に漬け込んで、一度洗い流してから(塩抜きもかねて)、焼くなど調理する方法に落ち着きました。少々手間ですが、この方法が一番美味しく、日頃強めのハーブに慣れていない日本人にも食べやすい方法だと思います。
セージをたっぷり使ったレシピとしてお勧めなのが、鶏ハム‼以前鶏ハムの詳しいレシピを紹介したので、分量と作り方の詳細はそちらを参考にどうぞ。(セージを使った場合のポイントは記事の後半部分にまとめています。)
鶏肉にたっぷりの乾燥セージをまぶして半日おきます。
塩抜きをし、お水でしっかりとセージを洗い流します。セージの葉っぱや枝が見えますか?密閉袋に入れて軽く茹で、冷蔵庫で冷やして出来上がりです。
セージで香りを付けた鶏ハムは、本当に美味しいです。セージを洗い流しても香りが無くなることは無く、ハムを口に入れた時に上品に香りが広がります。100円ちょっとの鶏肉が、セージの香りが付くことで高級な鶏ハムになるんです!おもてなしにも最適。乾燥セージがあるなら、セージに漬け込んだ鶏ハムは絶対に一度は作ってほしいです☆彡
同じように乾燥セージを使って香りづけした手作りベーコン。燻製器を使うことでハードルが上がると思いますし、一週間漬け込むという手間もかかります。でも!それでもめちゃくちゃ美味しいです。感動して泣けます。
こちらは豚トロで作ったベーコン。ここまでくると料理と言うか自己満足の趣味のような領域になりますが(^▽^;)
お茶にすると優雅な香りに!紅茶にちょっと加えるだけでもOK
セージは殺菌、強壮作用があること、のどの痛みや風邪予防、リラクゼーション効果が高いことからセージティーとして飲む人も多くいます。基本的にお茶にするにはフレッシュな葉を使うのですが、乾燥セージもホールタイプなら作ることができます。
セージだけのお茶にするなら、1ポット(3カップ分)で小さじ3程。私は紅茶に混ぜて、1ポットで小さじ1強入れてみました。お湯を注いで蓋をし3分程蒸らしたら出来上がりです。
カップに注ぐと良い香り!紅茶との相性抜群♪しっかりと香りますが、紅茶の味を邪魔することなく、とても美味しいです。パウダータイプのセージでは作れない、ホールタイプだからこそ楽しめるものです♪
ちなみにセージティーの2倍の濃さ(1ポットに付き、乾燥セージ小さじ6)にしたもので、うがいをするのも良いそう。殺菌と痛みの緩和に効果があります。またこの2倍の濃さのものをリンスの代わりに使ったり、入浴剤としてお風呂に入れるのもお勧めだとか(今度やってみよう~♪)。
乾燥セージのホールタイプは、香りを楽しむハーブとして幅広く使えます(*^-^*)素敵な香りを食事やティータイムにとり入れて楽しんでみてくださいね。