れんこんパウダー(蓮根粉)を使ってみました。れんこんって美味しいけれどなかなか日常的に調理に使うのって難しい。パウダー状になっているれんこんは、そのまま食べるよりも栄養丸ごと摂取できるとか。様々な料理やスイーツなどにも使えるって…万能すぎてビックリ!そんな気になるレンコンパウダーについて詳しくまとめてみました。
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蓮根は毎日摂取したい栄養豊富な根菜!丸ごと買うより手軽
れんこんにはたくさんの栄養が詰まっています。蓮根の粘りの成分はムチン。このムチンを摂取することで腸の粘膜を保護。微生物の侵入を防ぎ免疫力がアップします。最近は花粉症やアレルギー症状の改善も期待できることが分かっており、注目度も上がっているよう。またれんこんのアクにはポリフェノールの一種のタンニンが含まれています。通常れんこんはアク抜きをして調理をしますが、れんこんパウダーはそのまま使用するため効率よくタンニンが摂取できるのが嬉しい点。抗酸化作用があるため老化防止に役立ちます。その他、食物繊維やカルシウム、ビタミンCなど、れんこんには積極的に摂取したい栄養素ばかり詰まっています。
れんこんパウダーは、その名の通り粉状になっています。商品によって粒子の細かさは違うと思いますが、私が買ったものはとても細かく、レンコン色で少し独特の香り(穀物みたいな感じ)がしました。
れんこんパウダーの使い方 基本は片栗粉のように使える
パッケージにはれんこんパウダーの使い方が書かれていました。どんな料理にも使える?!早速試してみます。
れんこんパウダーは「片栗粉の代用」になるとのことだったので、冬瓜のツナあんかけを作ってみました。適当にカットした冬瓜と被るくらいの水、ツナ缶を油ごと鍋に入れ火にかけます。冬瓜が柔らかくなったら、水で溶いたれんこんパウダーを加えて顆粒の鶏ガラを入れ味を整えたら出来上がり!
冬瓜のあんかけは何度も作っていますが、れんこんパウダーを使うと少し灰色に仕上がります。片栗粉のようにしっかりとろみも出てる!食べてみると…ん?ちゃんとれんこんの風味がします!!ガツンと来る味ではないので味の濃いスープなどに使ったら分からないかも。でもこの風味も美味しいので是非シンプルなあんかけを一度は作ってほしいです(^^)
次は、天ぷら(さつまいも)の衣に使ってみました。サックサクでとても美味しかったので作り方を記しておきます。
(材料)
・さつまいも …1本
・小麦粉(まぶす用) …適量
[衣]…軽く混ぜておく(混ぜすぎない事!)
・小麦粉 …大さじ3
・れんこんパウダー …大さじ1
・水 …80㏄
作り方は、カットして水にさらしたさつまいもに小麦粉(分量外)をまぶし、衣をつけて油で揚げて出来上がり!
仕上がりはやはり少し灰色がかっています。仕上がりはサックリ!とっても美味しい~!!さつまいもの甘みにれんこんの風味が加わって旨みが強くなっているような。少し塩を振りかけて食べましたが、シンプルに味わうこの食べ方が一番合うと思う!
衣が少し余ったので、我が家ではいつも作る「余った衣のチーズお焼き」を作りました。天ぷらの余った衣に卵を1個、ハーブソルトを少々、それに今回は青汁をプラス。片面を焼き、チーズをたっぷりかけて裏返し、カリッカリに仕上げました。こういう「粉もの」には絶対良い!れんこんの風味はほぼ無くなりますが…(^^;、例えばお好み焼きやタコ焼き、チヂミなどに加えても良いかも。
れんこんパウダーは飲物にも使えます。水や牛乳でも良いそうですが、やはり若干れんこんの風味があるので、私はコーヒーに。うん、…なるほど。好きな人もいると思いますが…私はあんまり好きじゃないかも(^▽^;)コップの底に少し粉っぽさが残ります。れんこんの味が気になってしまったので、甘いココアとかの方が良いかもしれません。
ヨーグルトにも入れてみました。今回は少々警戒しバナナやシリアルも一緒に。今度は…あれ、合うかも!でも一緒に食べた夫はれんこんの風味を強めに感じたよう。これらは好みが分かれるかもしれないので、少量を加えてみて試してみるのをお勧めします。
他にはお味噌汁やスープに、サラダや麺類の薬味に加えたり、ハンバーグなどの練り物に入れるのも良いそう。栄養は水に溶ける特徴があるので、できれば汁ごと食べられるものがお勧め。栄養を余すことなく摂取したければ、加熱は出来るだけせずに、料理の最後に加える感じで使うと良いとか。
れんこんパウダーは野菜なので、子どもから高齢の人まで安心して使えるのも嬉しい。れんこんの風味が加わって、いつもと同じ料理が、いつもとはちょっと違う仕上がりになることも楽しいですよ☆