久しぶりに沖縄の黒糖を買いました☆子どもの頃はおやつとして時々口にすることがあったのですが、大人になって自分から買うのは初めて(?!)。黒糖はカルシウム、カリウム、鉄などの栄養が豊富で、砂糖の中では抜群に栄養価が高いのが特徴です!黒糖の栄養やおススメの食べ方を詳しくまとめてみました(*^^)v。
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黒糖(=黒砂糖)の栄養素ははちみつより凄い!「加工黒糖」と「純黒糖」の違い
これまで、白砂糖以外のお砂糖として、三温糖をはじめ、きび砂糖、玉砂糖(赤糖)、粉タイプの黒糖(黒砂糖)を紹介してきましたが、固形の黒糖(黒砂糖)は、コクのある独特の味に加えて固形であることから、一番料理には使いづらいかなと思います(^^;)。ただ、そのまま食べられるというメリットと栄養面を考えると試す価値は大いにあります♪
■お砂糖について
砂糖は大きく2種類に分けられます。
★含蜜糖(含みつ糖)…さとうきびの搾り汁を精製も分離もせずに、糖と蜜が混ざった状態で煮詰めて、冷却し作ります。黒砂糖、きび砂糖、赤糖、てん菜糖、和三盆など。
★分蜜糖(分みつ糖)…さとうきびの搾り汁から糖蜜を分離し、砂糖の結晶だけを取り出して作ります。粗糖、上白糖、三温糖、グラニュー糖など。
黒糖は含蜜糖の代表的なもので、特に沖縄黒糖は、黒砂糖協同組合に属する企業の工場が作るものだけを指しています。黒糖は不純物以外の成分は残っているため、ミネラルなどの栄養が多く含まれています。
■黒糖の栄養素について
沖縄県黒砂糖協同組合のHPに詳しく載っていました!100g当たりに含まれる栄養成分の量で比較しています。黒砂糖、上白糖、はちみつで比較してみると、エネルギーは黒砂糖354kcal、上白糖384kcal、はちみつは294kcalで、はちみつがやや低カロリーですが、例えばカリウムは黒砂糖1,100mg、上白糖2mg、はちみつ13mg。カルシウムだと黒砂糖240mg、上白糖1mg、はちみつ2mg。リンは黒砂糖31mg、上白糖は規定値以下、はちみつは4mg。鉄は黒砂糖4.7mg、上白糖は規定値以下、はちみつは0.8mg。
カリウムとカルシウムは、黒糖が群を抜いて多く含まれていますし、量は少ないですがナトリウム、マグネシウム、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6
なども含まれています。糖分以外にも栄養を考えるなら、やはり黒糖は一番健康に良いお砂糖だと言えます(^^)。
■「純黒糖」と「加工黒糖」の違い
今回購入した黒糖には「純黒糖」と大きく明記されていましたが、黒糖には「純黒糖」と「加工黒糖」があります。純黒糖は前述したように、サトウキビの搾り汁を煮詰めて固めて作りますが、加工黒糖は粗糖や糖蜜に、水飴やフレーバーなどを混ぜて作ります。純黒糖であっても「純黒糖」と書かれていない商品がありますが、加工黒糖の場合は「加工黒糖」と表記されています。加工黒糖であっても、見た目は純黒糖のように見える商品もありますが、黒糖と比べて風味が劣り、コクもあまりありません。
固形ならではの楽しみ方は、お茶請け(おやつ)!手作り黒蜜は想像以上に美味しくおススメ
◆黒糖は粉タイプと固形タイプがありますが、固形タイプだからこそ「そのまま食べる」楽しみがあります。私はあたたかいコーヒーや牛乳のお供にすることが多いです♪気分によってカップに入れてかき混ぜながら、少しずつ溶かすのも最高。最後の方の甘々な味も、それはそれでとても美味しいです(*´▽`*)!黒糖の味は、甘さの中にコクがあり独特の風味が特徴です。ただ甘いだけではない、懐かしい味わいがあります。ミネラルやビタミンが豊富なので、飲み物にお砂糖を入れるよりもずっと健康的ですし、疲れた時にパクっと食べるのもとてもおススメ。パクっと食べるなら、緑茶やほうじ茶とも相性が良いので、お茶請けのひとつとして常備しておいても良いと思います(*'▽')!
◆そのまま食べる以外におススメなのが、黒蜜を作ること!粉タイプでも固形でも、どちらでも作れます。黒糖と水だけだと濃厚な黒蜜に、ザラメ糖を加えて作ると、少しなめらかに食べやすい味になります。
【材料】
・黒糖 …150g
(または、黒糖75g+ザラメ糖75g←割合は適当でも大丈夫!)
・水 …150cc
【作り方】材料を鍋に入れて、火にかけます。(私は塊の黒糖をそのまま使っていますがやや時間がかかるため、事前に黒糖を水に浸しておくと溶けやすいです。)
↓塊の黒糖もちゃんと溶けますよ~!
沸騰したら弱火にして15~20分煮詰めます。アクが気になる人は取り除いてください(私はやってません(^^;))。火加減が強いと煮詰まりすぎて、冷めたら固めになるので、水を適量加えてください。※でもその固めの黒糖も私は好きです…!笑
冷めたら綺麗な瓶に入れて完成!市販の黒蜜より、驚くくらい美味しいです!!そのまま舐めてもいいくらい♪黒蜜にすることで、料理に使いやすくなります。
黒糖の深い味は、和菓子やトースト、ホットケーキなどにもピッタリ♪子どものおやつにも安心してあげられます( *´艸`)。↓「大麦と野菜のホットケーキミックス」と組み合わせて、更に健康的に頂いてます。本当におススメ。
◆煮物には黒糖が合います!煮物であれば塊の黒糖も溶けるので使いやすいです。私は大好物の黒豆を煮ました(=゚ω゚)ノ。※美味しく煮る方法はコチラで紹介しています。今回はもちろん黒糖を使用。7割黒糖に置き換えて、3割普通のお砂糖で作っています。いつも甘さ控えめで作っていますが、黒糖を使う場合だけ、しっかりめの甘さにしています。←その方が黒糖の風味をしっかり感じられて美味しいです!!
黒糖を加えると、仕上がりがワンランクアップします!!いつもの黒豆の甘煮が、ちょっといいお店で出る甘煮になりますよ!
煮物と黒糖はとても相性が良いですが、特におススメなのが筑前煮や豚の角煮。照りが出て、味に深みが出ます。豚の角煮と言えば沖縄のラフテーが有名ですが、もちろん沖縄では黒糖を使用して作っています。
固形の黒糖はあまりがちの家庭もあるかもしれませんが、そのまま食べるのが飽きるなら、ぜひ黒蜜と煮物を作ってみてください(*^-^*)。私はそのまま食べるのが好で、久しぶりに買ったらすっかりハマってしまったので、またリピートしたいと思います♪
◎↓美味しそうな黒糖載せておきますね~