インド食材のお店でバミセリという極細のパスタのようなものを見つけました。インド人の店員さんに聞いたら「牛乳で甘く煮ると良いよ」と教えてもらい、ミックス粉を用いて作ってみました☆日本でいう甘ーいぜんざいのようなもの。スパイスが効いて大人味。疲れた時に、ほっこりしたい時に、インドの伝統スイーツはいかがですか?(*^^)vミックス粉を使わないレシピも紹介しています。
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パヤサム(キール)は、牛乳でコトコト煮こむインドの伝統的スイーツ
キール(パヤサム)は、インド亜大陸発祥のスイーツです。国や地方によって具材や作り方は多少異なるのですが、お米(タイ米)やブルグル、タピオカ、バミセリ(ヴェルミチェッリ)、ムングダル(緑豆)、スイートコーンなどの中から一種類と、乳・砂糖を煮て作られます。カルダモン、サフランをはじめ、カシューナッツ、レーズンなどドライフルーツやナッツを用いて風味付けされる料理です。
以前ムングダル(緑豆)でぜんざい風のスイーツや、ベトナム風チェーを作りましたが、それをもっとスパイスをきかせた感じ。とても甘い、日本でいうぜんざいやお汁粉のような伝統的スイーツです。
ミックス粉が簡単だが、自分で作った方が自分好み(日本人好み)に作れる
今回はバミセリと、タイ米で作ってみました(*´▽`*)
味が分からなかったので、まずはMTR社の「バミセリ パヤサム ミックス粉(Vermicelli Payasam Mix)」を使用☆
これは「バミセリ(ヴェルミチェッリ)」という極細パスタがメインに使われています。ショートタイプのバミセリは、下ゆでせずそのままスープなどの料理に足して使うことができるためとても便利なんです。
セヴィヤンキールと書かれていますが、セヴィヤンとはデュラムセモリナ小麦粉という意味です。
ミックス粉はとっても簡単。ミックス粉1袋につき900㏄の牛乳を注いで、10~15分コトコト煮るだけ(多分。英語で書かれた作り方の上に、日本語の原材料のシールが貼られていてよく読めず(;'∀'))。1袋で4~5人分入っているので、1回につき半量作りました。乾燥ココナッツの実があったので、ついでに削って投入◎
ミックス粉を使わない場合、タイ米で作る場合のレシピも載せておきます◎
ただこれは絶対ではなくて、各家庭で目分量で作るのが普通みたいです。”家庭の味”ですね~
材料(2~3人分)
・バミセリまたはタイ米 …約50g
・牛乳 …400㏄
・カルダモン …1個分 (カルダモンパウダーなら小さじ1/4)
・砂糖 大さじ3~(本場はかなり甘い)
・ドライフルーツ(レーズンなど) …適量
・ナッツ(カシューナッツ、アーモンドなど) …適量
1、鍋に牛乳を入れて温めたら、バミセリまたはタイ米(30分ほど浸水して水を切ったもの)を入れ煮ます。吹きこぼれたり焦げ付きを防ぐために、時々かき混ぜてください。
2、ドライフルーツ、ナッツ類を加えて、バミセリなら10分ほど、タイ米は20分ほど(柔らかい方が良ければ30分)煮込み、火が通ったら砂糖とつぶしたカルダモン(またはカルダモンパウダー)を入れよくかき混ぜます。できあがり!
こ…これは…甘ーーーーい!!というくらい甘いです(^▽^;)自分で作る場合は加減できるので良いですが、ミックス粉は甘い。でも本場のパヤサムもとても甘いらしいのでこれが正解です◎カルダモンがきいていて、チャイを甘くして食べ応えをプラスした感じ。やわらかい麺とドライフルーツ、ナッツの固さが混在して面白い!
5歳息子はスパイスが無理で食べられず、夫は問題なく完食。私は甘さが気になりましたが、味自体はとても美味しく感じました。でも甘すぎたので、たまたまあった茹でたカボチャをプラス。←これが思いのほかほっこり美味しかった~インド人もきっとびっくりです。笑
タイ米でも作ってみました!タイ米は普通のお米よりもトロットとろける感じはなく、形が残りやすいのが特徴です。余ってたレーズンも投入。
なるほど!なかなか不思議な感じ。甘いお粥というのがちょっと日本人にとってはびっくりするかも。好みが分かれるかと思いますが、私は断然バミセリの麺の方が美味しかったなぁ。あとムングダルで作ったら絶対に美味しいと思う(ムングダル大好き)。
今度はバミセリや色んなナッツを購入して、自分好みのパヤサムを作ってみたいと思います(*^^*)それにしてもインドにこんなスイーツがあったなんて!インド料理って知れば知るほど奥が深い。もっと色々作れるようになりたいなぁ。
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