「あみえび」が好きでよく買います。サラダにかけたり、卵焼きに入れたりスープにしたり…、安価なのに香ばしくて美味しいんですよね。このあみえび、お店で隣に陳列されている「桜エビ」と似たものだと思っていたのですが…実は大きく異なるものだったんです!あみえびの正体と特徴、我が家の食べ方をまとめてみました。
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あみえびはプランクトンの一種、でも旨味があり栄養価も高い
あみえびをお皿に出してみました。見た目は桜エビとほとんど同じように見えます。
でも良く見ると違うんです。桜エビにはある長いヒゲがあみえびにはありません。代わりにちいさなツノのようなものがあるだけで、あみえびは別名「ツノナシオキアミ」と呼ばれます。(あれ、名前が矛盾しているような。)
あみえびは軟甲綱オキアミ科、プランクトンの一種です。日本では三陸海岸のの太平洋海域、海外では南極海エリアの冷たい海で生息しています。ちなみに桜エビは甲殻綱サクラエビ科。国内では東京湾、相模灘、駿河湾の三海域のみで生息しています。
あみえびは桜エビと比べると価格が低く、見た目、色味、栄養価を見ても引けを取らないことから代用品として使われています。干しエビやお菓子、ふりかけなどの加工品として使われることが多いよう。
ちなみに国産は桜エビ、外国産はあみえび、というのは間違い。私が買ったあみえびの袋にはしっかりと”宮城県産”という明記がありました。
(ちなみにもう一つ混同しやすいものの中に、アキアミというのがあります。これはアミエビより少し大きくて白っぽく、「干しエビ」とも呼ばれるもの。詳しくはこちらの記事にまとめています~。もう、ややこしすぎます(^▽^;))
あみえびはトッピングにしても炒めても煮ても、何でも美味しい!
個人的な意見ですが、桜エビもあみえびも当たり外れがあるように思います(^^;着色料が使われていないもので国産のものだと安心ですし、何となく美味しく感じます☆今回購入したあみえびはとても美味しかったので、そういう時はトッピングに使うことが多いです。こちらはサラダに乗せてみました。香ばしくて栄養価もアップ!あみえびに十分旨味があるので、ドレッシングが無くてもシンプルにごま油&塩だけでも美味しく食べられます。
これは和え物に。サラダカボチャ(コリンキー)をリボン状にスライスして、もずくと塩昆布、あみえびをたっぷり加えました。海のものとの相性は抜群です☆
しょうゆ焼きそばにもたっぷり加えました(ソース焼きそばにももちろん合う!)。今回は一緒に炒めてしまったので写真だと分かりづらくなってしまいましたが、後から振りかけてももちろん美味しいです。出汁として使うなら具材と一緒に炒めて、食感や香りを楽しみたいなら後からかけると考えてもいいかもしれませんね。(今回は中華風に五香粉と花椒を加えました♪)
その他、おにぎりや混ぜご飯に入れたり、炊き込みご飯にしたり。お好み焼きやタコ焼き、炒め物やお吸い物に入れても。あと、我が家では冬瓜のあんかけにはあみえび(または桜エビ)を必ずいれています。卵との相性も良くて、卵焼きや卵かけごはん、オムレツにも良いですね♪
それにしてもあみえびが海老では無かったことに驚きました…(・□・;)でもカルシウム豊富で栄養価も高く、旨味もしっかりあるので、避けることなくバンバン使って良いと思います!そして、食卓であみえびと桜エビの違いを家族に披露するなど、話のネタには最高かもしれません(笑)
◎↓私が買ったものとは違いますが、良さそうなあみえびがあったので載せておきますね◎