冷凍の牛タンスライス、1キロ分を手に入れました。正直言いまして…焼肉以外で牛タンを使ったことがありません(;^_^Aせっかくなので色々な調理法を試してみました。牛タンレシピの参考になれば嬉しいです♪
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初心者は「牛タンスライス」が簡単 炒めても煮こんでも美味
牛タンはスライスタイプとブロックタイプで売られているかと思いますが、簡単に調理ができるのはスライスタイプです。煮込みや厚切りステーキなど丸々としたお肉を使いたいならブロックタイプが良いですが、手軽に使いたいならやっぱり薄切りになっているものを買った方が断然楽ちんです。私が手に入れた牛タンスライスはあらかじめ切れ目が入っており、解凍してそのまま食べられるようになっていました。
冷凍肉を買ったため、調理前はゆっくりと解凍を。お皿に出して冷蔵庫で4~5時間。常温でも解凍できますが、ドリップが出てお肉の質が落ちてしまうためできれば時間をかけて解凍してください。これは牛タンに限らず全ての肉や魚も同じことが言えます。
最初は定番の炒め物に!これはここでご紹介するほどでもないのですが…フライパンで焼いて塩コショウをしただけの”焼肉”です。油はあまりひかずに、強火で両面をまんべんなくさっと焼きます。焼きすぎると固くなるため要注意。シンプルに牛タンを味わいたいならこれが一番かもしれません(^^) 今回お塩は岩塩を少々。肉の旨味が濃縮され美味しい!牛タンだからこその食感も楽しいです。
これは「牛タンの塩こうじソテー」。手作りの塩こうじの記事でも紹介しましたが、塩こうじはお肉やお野菜の臭みを取って柔らかくしてくれる作用があります。固くなりがちな牛タンは塩こうじと相性◎。250gの牛タンスライスに対して大さじ1(~大さじ2くらいでも)の塩こうじを和えて30分置いてから、油のひいたフライパンで焼きました。焦げやすいので注意。漬け込むことで焼き加減を注意しすぎる必要もなく、下味がしっかり付いていて旨味アップ。お肉も柔らかく美味しく変貌しました!
こちらは洋風の炒め物。牛タンとロマネスコ(ブロッコリーの一種)の「ペペロンチーノ風ソテー」です。フライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れ、ロマネスコ(あらかじめレンジでチンして少し柔らかくしておきました)、玉ねぎ、牛タンスライスを炒めます。塩コショウで味を整えたら完成★これ、パスタを投入しても間違いなく美味しい!牛タンは洋風の味付けもとっても合います。
最後はこちら、「牛タンと大根の洋風スープ」。牛タンがほろほろに柔らかくなり、大根に旨味が染みて、寒い季節にぴったりの具沢山スープになりました。今回試した牛タンスライスのレシピの中で一番美味しかったため、レシピを記しておきます!
材料(3人分)
・牛タンスライス(冷凍のものは解凍しておく) …200g
・大根 …1/2本
・玉ねぎ …1個
・刻みにんにく …少々
・水 …1000㏄
・固形ビーフブイヨン(500㏄用) …1個
(顆粒洋風スープを使うなら、大さじ1と1/2)
・ケチャップ、ソース …各大さじ3
・茹でいんげん(トッピング) …適量
(作り方)
1、大根は皮をむき、大きめの一口大に。玉ねぎはくし切りにする。
2、鍋に油をひき、刻みにんにくを入れて香りが出たら、牛タンと1を入れ軽く炒める。
3、1に水を入れ煮込む。今回は圧力鍋を利用したため、加圧7分した後自然冷却させました。普通の鍋なら25~30分位。大根が柔らかくなるまでが目安です。
4、3に固形ビーフブイヨン、ケチャップ、ソースを入れて味を整える。器に盛りいんげんを乗せたら出来上がり。
洋風スープ+ケチャップ×ソースは、よく使う組み合わせです。簡単にコクが出る組み合わせで、ケチャップとソースが多ければビーフストロガノフのようにしっかり目の味に、少し加える程度なら味が濃いおかずとも合う軽めのスープになります。←今回は牛タンの味に負けないよう適度に加えてみました。牛タン、凄く柔らかくなります!ブロック肉を使っていないため煮込み時間も短縮で良い!大根はたまたまあったので入れてみたのですが、牛タンとの相性がとても良いことにビックリ。おでんのように味が染みて、口に入れると旨味があふれます♪超おススメです!!
牛タンを頻繁に買って使う人はさほど多くないと思いますが、和洋とらわれず幅広い料理に使えてとても楽しいです!炒め物はいろんな味付けを楽しんで、余裕があればぜひスープも作ってみてください(*´▽`*)