洋風スープには顆粒コンソメを使うことが多いのですが、今回初めて固形のビーフブイヨンを買ってみました。袋を開けただけで…良い匂い!!これは期待できそうな感じ!使ってみると実に便利で美味しく驚きました。これは本当にお勧めです♪
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ビーフブイヨンは牛肉を長時間煮込んだ出汁のこと コンソメとの違いは?
「ブイヨン」と「コンソメ」の違いは意外と知らない人も多いと思います。ブイヨンはフランス語で「出汁」という意味で、コンソメは「完成された」という意味があります。日本ではどちらも”スープの素”として使われることが多いのですが、本来ブイヨンは肉や魚、野菜などを長時間煮込んだもので、調味料を加える前の状態のこと。そのブイヨンを濾して透明感を出し、調味料で味を整えスープとして仕上げ「コンソメ」となるのです。
本当ならばブイヨンはただの出汁なので、それをスープとして飲むには少々物足りないものなのですが、市販されているものは塩や調味料で味が調整されているものがほとんど。今回購入したビーフブイヨンも、これだけで味が決まるというタイプのものでした。つまりブイヨンもコンソメも、市販のものを使うなら同じような意味合いで使い方も似ているのが多いようです。
固形であることのメリット・デメリット
今回買ったブイヨンは固形タイプでしたが、もちろん顆粒タイプも売られています。私は和風だしやコンソメを買うときはいつも顆粒を使っていて、固形タイプはほとんど使ったことがありません。使ってみて感じたことは、計量する手間が無く味の濃さに失敗が無いこと!!(500㏄の水に対して固形1個と書かれていました。)顆粒タイプだとお鍋に出し過ぎてしまうこともありますが、固形タイプはそんな失敗はありません。デメリットは量の調整が難しいこと。決められた分量でバッチリ作れるのなら良いのですが、野菜をいつもより多めに入れたいとか、小さい鍋で水を少なく作りたい、という時はやっぱり顆粒タイプの方が便利です。固形と顆粒、人によって好みが分かれるのかも。
お店の味を家で手軽に楽しめるのはビーフブイヨンの魅力!
ビーフブイヨンは、牛肉をコトコトと煮込んだ出汁。コンソメよりもコクがあり、奥深い味がするといった印象です。ブイヨンは前述したようにもともとの意味合いからシチューやカレーなどのベースとして使われることも多いのですが、ポトフなどシンプルな味のスープも作ることができます。
今回買ったビーフブイヨンの目安量は500㏄に対して1個と書かれていたので、最初はシンプルな野菜スープに。お肉系は一切入れず、具材はキャベツともやし。少しだけ塩コショウ、乾燥オレガノを仕上げに。これだけですが…美味しいです!!ちょっとしたお店の味がとっても簡単に作れます。ビーフブイヨン初めて試しましたが、結構衝撃です!
今度ちょっと凝ったスープが作りたくなったので、このビーフブイヨンを使って牛タンと大根を圧力鍋でホロホロに煮てみました。(→詳しいレシピはこちら☆※記事の後半あたりにレシピがあります。)ビーフブイヨンはやっぱり牛肉との相性は最高に良い!!一般家庭で半日くらい煮込んで出汁を取るなんてことは現実的ではないため、こういうビーフブイヨンの素に助けてもらうことは凄く便利で良いと思います!
こちらはトマト缶を使って作ったスープ。お肉は余っていた玉ねぎと豚肉を少々(ビーフではない。笑)。豚×牛も合い挽き肉があるようにとてもよく合います。トマトをなめらかに仕上げるためにマンゴーチャツネと仕上げにココナッツクリームをかけましたが、スープの味が良いため特にたくさん手を加えなくても大丈夫。
ちなみに↑上の牛タンスープも↓このトマトスープも水は800㏄~1リットル使っていますが固形は1個しか入れていません。他にも味を付ける予定なら味が濃くなってしまうので、市販のブイヨンはとりあえず少なめに。味が薄いなと感じたら追加でもう一つ加えるか、塩コショウなど他の調味料を加えてみても良いと思います。
固形のビーフブイヨン、想像以上に旨味が強くこれはリピート買い決定です!!いつも使っている洋風出汁の代わりに使うだけでも全く違うスープに仕上がるため、使い勝手も満足度も◎。ブイヨンって凝ったスープの料理に使うイメージがありましたが、決してそんなことは無く気軽に使える美味しいスープの素でした(*´▽`*)
追記:同じシリーズの固形の野菜ブイヨンも美味しいです♪詳しくはこちらの記事へどうぞ!