「四川料理」「四川風」という言葉をよく目にしますが、実際に普通の中華料理と何が違うのか分からない人も多いと思います(私もです)。先日”四川唐辛子調味料”の「ガンラー」を購入しました。四川料理ってどんなものか、素人分析ではありますがガンラーから考えてみたいと思います!
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四川料理でよく使われる、唐辛子と山椒(花椒)
四川唐辛子調味料「ガンラー」の原材料を見てみると「唐辛子、食用植物油脂、山椒」とあります。
ここには詳細まで書かれていませんが、四川料理に使われる唐辛子は「朝天辣椒」という丸くてコロンとした唐辛子。香りが強く辛みが弱いのが特徴です。そしてここに書かれている山椒は花椒(ホワジャオ)のこと。山椒と品種が近いので日本語の表示にすると山椒と書かれることも多いみたいです。この二つの素材が油で揚げ焼きされている商品のよう。開けてみると粒が大きいのが分かります。唐辛子を細かくしたものと花椒を粒ごとカリカリとした食感に仕上げられています。
この「ガンラー」というのはオリジナルの商品ですが、唐辛子と花椒を使うと一気に四川料理風に仕上がります。そもそも四川料理とは中国の他の地方の中でも香辛料を多めに使うのが特徴的です。中でも重視されるのが「麻辣(マーラー)」という味覚。和食には無い分類で、日本人には馴染みは無いかもしれませんが”しびれるような辛さ”を指します。これに必須なのが唐辛子と花椒という訳なんですね。唐辛子と花椒は中国人にとってはとても身近な食材ですので、わざわざこういった商品を買わなくても良いかもしれませんが、日本人で手軽に四川料理を作ってみたいという人にはピッタリの調味料かもしれません♪
和食にも異国料理にもピッタリ!七味唐辛子の代わりに使える
今回買ったガンラーは、七味唐辛子の代わりに使っています(^^)この商品、買ったのは焼き鳥屋さんなのですが、うどんや丼ぶりも扱っていて「何にでもかけてみて」という感じだったので私も同様に☆
シンプルですが、豆腐(土佐しょうゆをかけてみました)に。パンチがありますが、こういった食べ方だと素材の素朴な味と調和してとても食べやすく美味しいです!
ちょっと豪華に。ピータン豆腐にかけてみました。普通はラー油をかけるところをガンラーで!中華料理にプラスするのは間違いない( *´艸`)
そしてうどんに。七味唐辛子の代わりとしてかけてみると、これがとっても相性抜群!食べている途中から味変でかけても美味しい。
冷たいおそうめんにも♪ちなみに、↓この時フライドオニオンも一緒にトッピングにしたのですが、劇的に美味しかったです…!!
変化球として、ミーゴレンの素で作ったインドネシア風焼きそばに☆アジア料理にも合うのが不思議!
こちらは無糖ピーナツクリームで作った担々麺風ピーナッツスープ。トッピングにガンラーとラー油を加えました。コクのあるスープにガンラーが良いアクセントになっています☆
これはタイ米で作った卵入りのもやし雑炊。シンプルな味わいにちょうどいいパンチ力!!
辛いのが苦手でも試したい、という場合はマヨネーズと一緒に。改めて…、マヨネーズは万能です!まろやかな味と一緒になると辛みも穏やかに。これならいくらでも食べられます!今回はレンジでチンしたさつまいもと一緒に和えてみました。
ガンラーを使ってみて、「確かに四川料理ってこんな感じ!」とちょっと感動。もしガンラーが手に入らなくても唐辛子と花椒の組み合わせ(花椒が無かったら日本の山椒でも近い味になります♪)で手軽に四川風料理が作れます。いつもの中華を四川風にしても良いですし、和食にプラスして楽しむのも良いですね!
●追記:ダイソーの「七味入れ」の容器に入れ替えてみました☆一気に高級感がアップしました( *´艸`)
◎↓コレです~( *´艸`)