春先から初夏にかけて、スーパーで見かける新じゃが。じゃがいもよりもみずみずしくて、皮ごと食べられるのが良いですよね。新じゃがとじゃがいもは、隣同士に陳列されていて、私はてっきり全く違う品種だと思い込んでいたのですが、どちらも同じものだったという衝撃の事実が判明しました。(・□・;)
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新じゃがは、収穫してすぐに出荷されるじゃがいものこと
私と同じように、新じゃがとじゃがいもの違いは何か疑問を持った人も多いかと思います。
簡単に言うと、じゃがいもは春に植え秋に収穫したもの。一部は新じゃがとして出荷されますが、そのほとんどは貯蔵され、冬から夏にかけて少しずつ安定的に出荷されます。一方で新じゃがは、冬に植え春に収穫したもの。貯蔵されることは無く、すぐに出荷されます。
じゃがいもは皮は固く、熟成されているため甘みがあります。新じゃがは皮が薄く、柔らかくみずみずしいのが特徴です。
厳密に言うと…、もちろん品種によって「じゃがいも」として寝かせた方が美味しいものや、芽が出にくく貯蔵に向いているものがあったり、フレッシュさが特徴で「新じゃが」として食べた方が美味しいものがあります。でも、この品種=新じゃが、とかそういう意味ではなく、文字通り「新しいじゃがいもが新じゃが」と覚えても良いのではないかと思います。
ちなみに、じゃがいもは他の野菜と同様に皮の近くの方が栄養価が高くなります。特にビタミンCが高く(意外!)、その量はレモンに匹敵するほど。皮のまま食べられる新じゃがの方が、じゃがいもよりも栄養素が無駄なく摂れるのです。
新じゃがを美味しく食べる方法
新じゃがの特徴は、皮が薄いためそのまま食べられることと、水分が多くみずみずしさがあります。生でも食べられるため、細切りにしてドレッシングをかけて食べても良いんだそう(←びっくり!今度やってみます!笑)。水分が多い分、保存が長くきかないため、常温(冷蔵庫はNG)の薄暗いところに置き一週間程度で食べきりましょう。
定番の煮物!安定の美味しさです☆比較的早く火が通るため、すぐに出来上がります。今回は鶏肉などと一緒に煮ましたが、新じゃがだけで甘めに煮ても美味しい。
こちらは炒め物。皮をむかずに薄く切った新じゃがと、ドライトマトとオイルサーディン、アクセントににんにくの芽を入れて炒めてみました。少しシャキシャキ感が残っていても新じゃがは美味しいですし、炒め物には最適です!
後は小さめの新じゃがならそのまま素揚げをして食べるのも良いですし、蒸かしてそのままマヨネーズっていうのも最高ですね。ちなみに普通のじゃがいもと比べるとホクホク感が無いため、ポテトサラダやマッシュポテト、コロッケには適していません。
新じゃがやじゃがいも、私も夫も好きなのですが、息子が苦手なため、現在息子が食べられる料理を試行錯誤中(^▽^;)こんなに美味しいのになぁ。