イタリアのドライトマト、初めて買ってみました。スーパーで生トマトをいつも買っているし、これまでドライトマトに必要性を感じていなかったのですが(ごめんなさい)…、使ってみたら面白い!でも使い方にちょっとコツが必要でして、戻し方やレシピ、私の失敗の原因(笑)もまとめてみました。
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まずはドライトマトの種類を確認すること!
私が買ったドライトマトはこちら!輸入食品のお店でよくみる調理用のイタリア産ドライトマトです。私は近所のスーパーで購入しました。
ドライトマト初心者の私は何も知らなかったのですが…、ドライトマトには種類があります。
まずは料理に使う場合は調理用のドライトマトを。例えば売場の近くにパスタソースやトマト缶があればそれは「調理用ドライトマト」ですが、レーズンや製菓材料の近くに売っていたら、それは「ドライフルーツとしてのドライトマト」で調理向きでは無いためご注意。
またイタリアなどの海外のドライトマトは、塩漬けかオイル漬け(一回乾燥させたトマトをオリーブオイルに漬けている)になっているのが普通ですが、国産のドライトマト(直売所などで売ってたりします)は塩も油も使っていないものが多いです。
どちらが良い悪いというのではなく、それぞれ適した使い方があるということ。例えばドライトマトを使ったレシピは、レシピ本やネットでもよくありますが、そのレシピはどのドライトマトを使っているのかを読み取る必要があります(^^; たいてい塩漬けのものを使っているのですが…。
ちなみに私が買ったのは塩漬けになっているドライトマトでした。
ドライトマトはお湯で戻して使う
ドライトマトは乾燥した状態なので、普通はお湯で戻してから使います。私はドライトマト25gに対して50㏄の熱湯をかけ7~8分置いてみました。
香りをかぐと、とても濃厚なトマトの香りがします!ドロッとした健康に良さそうなトマトジュースの香り。料理に使う際はここから小さく切ったりして使います。水分を含んでいるので、キッチンバサミで切るのがお勧め。この水分は旨味が出ているので、捨てずに使ってください。
ちなみに、私はこの時点でぺろッとこの水をなめてみました。…美味しいけどしょっぱい!!そう、ここではじめて私はこのドライトマトに塩が使われていることを知ったのでした(^^;
ドライトマトのレシピ、炒め物がおススメ
ドライトマトは、塩分を含んでいるものも含んでいないものも、とりあえず炒め物に加えるのが簡単でお勧めです。
野菜炒めでも良いのですが、せっかくの戻し汁も活用したいので、水分を多少加えてもべちゃべちゃにならない「新じゃがととオイルサーディンの炒め物」に加えてみました。
新じゃがを炒める時火を通りやすくするために、ドライトマトの戻し汁を使いフライパンで少々蒸すような感じにしてから、しめじ、オイルサーディン、玉ねぎ、にんにくの芽(ニンニクの代わり)、お湯で戻したドライトマトを加えてハーブソルトで味を整えました。
ドライトマト、塩分がしっかりとついているので、味付けは控えめ&シンプルに。とっても美味しいですし、食感も面白い!オイルサーディンとの相性も抜群です。
これはパスタにしても良さそう!ペペロンチーノ的なシンプルな味のパスタに、ドライトマトを加えたら絶対美味しいと思います。
ちなみに使う分量の目安は2人前でドライトマト25g分。乾燥パスタなら200gと合わせるのにちょうど良いです。
レシピを調べていたらパン系のものが多かったので、私も作ってみました。
「ドライトマトとチーズのコーンブレット」。コーンミールとホットケーキミックスに、チーズと戻したドライトマト(戻し汁も)を加えて焼きました。(表面の粉は仕上げにふりかけたコーンミールです)
イメージとしては朝食に食べたい食事系パン。半分にカットすると中にドライトマトが垣間見れます。
これ見た目は良くて写真2枚載せましたが…ドライトマトがしょっぱくて!若干失敗です!
色々なレシピを参考にしてドライトマトを25g使ったのですが、みなさん、しょっぱくないのかしら…。戻し汁をぺろッと舐めてみて「しょっぱい」と感じたら、使うのは10gくらいで良いかと思います。他の野菜も一緒に混ぜ込んだら良いバランスになったのかな。
ドライトマトの塩分をちょうど良くするには
ドライトマトの塩味が強いのは、保存期間を長くするため。(日本でいう梅干しのような。)イタリアではトマト料理を1年中作りますが旬の時期は限られているため、塩を多めにかけてドライトマトを作るのが普通みたいですね。
だからその塩分をうまく抜くか活用するかできればよいのですが、私のように使い慣れていないと少々失敗するかもしれません。ちなみにドライトマトの塩分は、お湯で戻す時にお湯を何度も替えて長時間戻す、という方法をする人もいますが、実際さほど抜けないようです(^^;
一番良い方法は、オイル漬けにすること。時間はかかりますが、この方法が一番塩分が抜けるよう。
オリーブオイルに(できればハーブも一緒に)2週間ほど漬け込むだけ。オリーブオイルに塩分と旨味がうつり、オイルもドライトマトもどちらも美味しく使えます。これならサラダなどにも気軽に活用できそうですね。
今回、ドライトマト料理大成功!にはなりませんでしたが、これから使う人の参考になればと思い書いてみました(^▽^;) 悔しいのでリベンジしたい(笑) 次買ったら、ドライトマトのオイル漬けも作ってみようと思います☆
◎↓良さそうな調理用ドライトマト、載せておきますね◎