ちょっと手の込んだ料理を使う時、我が家ではお気に入りのハーブ、ディルを使います。IKEAに行った時、スウェーデンフードマーケットでディルが入っているクラッカーのようなものを発見。これが良い意味で一癖ある味で!素朴な素材がベースなので食べやすく、好きな人はハマるんじゃないかと思います♪
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クネッケブレッドはスウェーデンの”固いパン” 料理に付け合わせに最適
商品名には「KNÄCKEBRÖD(クネッケブレッド)」と、パッケージの裏には「クリスプブレッド」と表記されています。このクネッケブレッドは、スウェーデンでは1000年以上前から食べられている硬くパリパリに焼いたライ麦を使った薄焼きパンのこと。北欧の乾燥した気候にぴったりで、低カロリーで食物繊維が豊富。魚料理やスープのおかずの付け合わせとして出されたり、チーズやハム、バターなどと一緒に食べられます。パッケージの裏にはわかりやすくクリスプ(パリパリサクサクの意)ブレッド、名称は「クラッカー」と書かれています。
ディルはスウェーデンでは欠かせないハーブ(お勧め!!)
原材料名は、「スペルト小麦粉、小麦粉、ライムギ全粒粉、小麦全粒粉、ごま、けしの実、食塩、水あめ、ディルシード、酵母、はちみつ、ディル」と書かれています。この中で注目したいのは、やっぱりディル!!このクネッケブレッドには、ディルシード(種)と、ディル(おそらく細長い葉)が使われています。
ディルはスウェーデン料理には欠かせないハーブ。サーモンと相性が良く、IKEAレストランのマリネサーモンプレートにも生のディルが添えられています。爽やかな香りが特徴で、ピクルスやスープにも使われます。我が家ではおもてなしの時など、カルパッチョやサラダ、自家製ドレッシングに使うことが多いです。
余談ですが、息子が生まれる前、夫とハーブ料理が美味しい小さな真鶴の宿に宿泊しました。自家製のハーブをふんだんに使った料理は驚くものばかり。特にシチューのようなグラタンに入っていたハーブが気になり尋ねたら、このディルが使われていたのが、我が家とディルとの出会いです。(本当にとてもいいお宿だったので一応ご紹介。真鶴にある「ひるさいどはうす」というお宿です。)庭でディルを育ててみたのですが、虫がたくさんついてしまって断念しました…。
かなり大きめ、薄いクラッカー ハーブのわずかな苦みと塩味
話がそれてしまいましたが、早速開けてみましょう!中には6枚重なって入っています。
小さなクラッカーを扱い慣れているので、この大きさにちょっと衝撃。おかずの横に添えて、自分でパリパリっと割って食べていくのが正しい食べ方かな?
表にはごまやけしの実、ディルが乗っており、裏はシンプルな感じ。食べてみると…おお!これは結構クセがある!日本のシンプルなクラッカーに慣れていると、ちょっと面食らうくらい。ちょっとだけ苦みと、わずかに塩気があります。ライ麦全粒粉などが入っているからか、素朴感もあります。でも美味しいです!私個人的には、これとドライフルーツとチーズとオリーブなどをちょこちょこ食べながらお酒を飲みたい…そんなお味です。
今回は息子にも食べやすいように、レモン生クリーム(我が家の定番!詳しくはレモン汁の記事で紹介していますが、今回はレモン汁多めで作りました。)とゴールデンキウイ、シナモンを振りかけました。息子は大喜びで完食していましたが…、このブレッドは風味がかなり強めなので、正直チーズとかハムとかおかず系のものの方が合います(^▽^;)!!!あと上にのせて食べる方法ですが、大きいので食べづらいです…笑
結論として…、異国風のクラッカーを味わうのに一度買ってみる価値はあると思います(*^^*)でも、ちょっと慣れないお味にびっくりするかも?!スイーツ系のものではなく、チーズなどと一緒に食べてみてくださいね。笑笑