ツナ缶(シーチキン)は、原材料を見るとまぐろとかつおがあるのをご存知ですか?私は何となく知っていたものの…いつも特にこだわりなく購入(^^;せっかくなので、まぐろとかつおのツナ缶、それぞれの味などを比較してみたいと思います!
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ツナ=本来は生魚・魚肉の区別なく使う言葉→特定の魚を指さない
ツナ缶の比較をする前に少々ツナについての知識を。ツナとはマグロ、またはマグロの油漬けをイメージするが多いと思いますが、厳密にいうとスズキ目サバ科のマグロ族に分類される魚の総称。マグロ族は「マグロ属(クロマグロ、ミナミマグロ、メバチ、キハダ、ビンナガ)」「カツオ属(カツオ)」があるので、簡単に言えば、ツナとはマグロとカツオのことを指します。つまりツナ缶の中身は、マグロのものもカツオのものもあるということなのです。
ちなみに…ツナ缶と同じように使われる「シーチキン」とははごろもフーズの商品名です。ツナ缶で有名なメーカーは他にいなば食品、マルハニチロ、キョクヨー、ホテイフーズなどがあります。
ホテイフーズ「ライトツナフレーク1/2」の缶詰で比較してみました
今回比較するツナ缶はこちら。ホテイフーズのライトツ1/2。同じメーカーで同じような内容で比較しやすいと思ったのでこちらにしてみました。
左はかつお、右はきはだまぐろを使用したツナ缶です。ちなみにこの缶詰はどちらも同じ値段でしたが、まぐろのツナ缶の方が高いことの方が多かったり、カツオのツナ缶の方が特売になることが多いようです。(私はあまり気にしたことが無かったのですが…)
原材料はまぐろとかつお、の違いはありますが、他に違いはありません。このツナ缶は油入りの水煮。ということで普通の油漬けのツナ缶よりも油分が50%カットしているよう。(余談ですが、ノンオイル・塩分無添加のツナ缶は更にヘルシーで、子どもがもっと小さかったころに離乳食に使っていましたが、結構値が張るんですよね…)
注目の栄養成分ですが、まぐろ(上)、かつお(下)で見比べてみると…多少違いはあれど、特筆すべき点はあまり見つからず。ツナ缶に使用される部位は血合いを含まないホワイトミートという淡い色の身の部分が使われています。一般的にはまぐろよりもかつおのがカロリーが低く鉄分が多いと言われていますが、このヘルシーで栄養価が高い部分は血合い部分なので、残念ながらツナ缶にはかつおならではの栄養価のメリットは期待できないかも。
缶詰の蓋を開けてみます!かつお(左)とまぐろ(右)、見た目は若干ですがカツオの方が色が濃いでしょうか。同じようにほぐしてフレーク状にしてあり、時々ちょっとだけ大きい身がありますが、どちらも形状はほぼ同じです。
実食!かつおの方を食べてみます。うん、美味しいツナ缶です(笑)。かつおということを意識して食べてみましたが、かつおの感じは良くも悪くもあまりありません。缶詰によってはかつおの方が鰹節の感じがあったり、さっぱりしているという感想を持つ人も多いよう。
こちらはまぐろ。正直…味がほとんど同じです!むしろ同じであることにびっくりします(;゚Д゚)!しいていうなら、まぐろの方がクセがない…かも。先入観でまぐろの方が美味しい、と思っていたのですが、大差ないです。
結論として、どちらもほぼ同じ、でした(^▽^;)こだわりがある人は好みも分かれるかもしれませんが、普段からあまりツナ缶にはこだわっていないという人は正直どちらを使っても同じだと思います。安心して安い方を選んでください!笑
◎ちなみにお馴染みの『シーチキン』、これはまぐろ!↓
◎↓これはかつお!パッケージを見ても、パッと見は分からないですね~(;・∀・)