遠出をしたり見知らぬ土地に行くと、道の駅や直売所につい寄ってしまいます(*^▽^*)。そこで野菜とともに買った「コロコロはしっこ餅」。よく見たらうるち米(普通のお米)だけで作ったお餅でした☆少し固めですが、歯切れがよくのどに詰まりにくく、子どもも高齢の方も安心♪色々な食べ方のアレンジができる美味しいお餅でしたのでご紹介します!(普通の余ったお餅の食べ方アレンジにもどうぞ◎)
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うるち米(普通のお米)で作ったお餅の特徴 ※食べ方は余った普通のお餅のアレンジにもどうぞ
最初に少しうるち米ともち米の話を少し☆うるち米は私たちが普段食べている白米のこと。もち米はお餅やおこわなどに使われるお米のことです。これらの違いは成分。うるち米はアミロース(パサつきがある):アミロペクチン(粘りがある)=2:8。もち米はアミロース:アミロペクチン=0:10。ちなみにタイ米はアミロース:アミロペクチン=10:0。もち米だけで作るお餅はもちもちしており、そこにうるち米が配合される比率が高いほどもちもち感は減り、歯切れが良くなります。
日本では、もともとうるち米ともち米を混ぜ合わせて作るお餅がありました。小米餅(こまいもち)、うる餅、うるう餅、ぼろ餅、たがね餅など地方によって名称が違いますが、大体3割から5割ほどうるち米を混ぜてお餅が作られます。うるち米だけで作るものとしては、韓国の米餅のトッポギが有名。五平餅やきりたんぽもうるち米だけで作られます。
今回直売のお店で買ったお餅は、小さい小判型?ひょうたん型?の食べやすい大きさになっていました♪
名称に「餅」とあったのでもち米で作っていると思いきや、原材料は「うるち米」でした☆うるち米だけのお餅は初めて( *´艸`)
一応注意書きとして「決して油で揚げないで下さい。米が圧縮しているため破裂します」と書かれていました。揚げ餅などはNGということなので注意です(>_<)。食べ方としては「シチューやスープに」「みそ汁にラーメン、うどん、そば」ということで、汁物がおススメメニューとのこと。
基本はいつものお餅の食べ方でOK!スープ、炒め煮、スイーツにも
さぁ、実食です☆↑上記の注意点を押さえると、揚げ餅はNGですが、あとは普通のお餅として食べられるよう。生もちなので、加熱すれば食べられます。
あんころ餅に。生もちに水を振りかけて柔らかくなるまでレンジでチン。上にゆであずきと、今回はすりりんご(市販のアップルソース)を乗せました。お餅と言えばあんこ、合わないはずはありません(*´▽`*)♪白玉団子にも近いのですが、確かに粘りは無く、もっと歯切れのよい固めの団子。食べ応えがあります!
ピーナツ餅に!同じくチンして柔らかくしたお餅に粉末ピーナッツとお砂糖(今回は黒糖♪)をまぶしました。きな粉もちも良いですが、ピーナッツだと香ばしさとコクがあってとても美味しい☆少量でもご飯の代わりになるくらいお腹いっぱいです。
スープに!こちらはケチャップスープで、玉ねぎとウインナーとお餅を入れて煮込み、顆粒の洋風だし、ケチャップ(ハインツのケチャップおススメ!!)で味を整えました。「うるち米のお餅は汁ものがおススメ」という理由がよく分かります◎煮込んでも煮崩れしないし、どろりと溶けることも無い!マカロニのように伸びることも無く、食感がキープされるんです。ちょっと固めのこのお餅ですが、しっかり煮込むことで柔らかくなり、とても食べやすくなりました( *´艸`)
炒め煮に!米餅であるトッポギは炒め煮によく合うので、こちらもその感覚で◎残り野菜とパスタ用トマトソースで炒め煮にして、炒り卵を添えました☆こちらもスープ同様、食感がちょうど良くとても食べやすいです。パスタ感覚で使うのは大いにアリだと思います!!
変わり種として、油揚げの和風ピザ風に!実はうるち米の餅はもともと少し固めのため”焼き”には向いていないのですが、チーズの水分の力を借りてこんがりと焼いてみました。油揚げの上に乗せたのは焼き肉のタレと、ウインナー、お餅、小ねぎ。うん、これは美味しい!!チーズからはみ出た部分は固めになるのでやや注意ですが、しっかり食べ応えのある一品になります(^^)。
これらのレシピはもちろん全てもち米のお餅でも作れますし、米餅であるトッポギなどでも美味しく食べられます◎もち米とうるち米を配合したお餅は、今回紹介したお餅と普通のお餅のちょうど中間地点になるので、試すにはちょうど良いかも(*‘∀‘)。お餅とはまた違う美味しさがあるうるち米のお餅。ぜひ機会があったら試してみてくださいね。
↓★お米だけで作ったお餅
↓★もち米+うるち米のお餅