市場で買った白子がたっぷり入ったパック。購入を迷っていたら大幅に値引きをしてくれて思わず買ってしまいました(笑)。白子を扱うのは初めてでしたが、とても美味しくて家族で大満足!!白子について、下ごしらえの仕方や食べ方をまとめてみました。
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白子は魚類の精巣、タラの白子はリーズナブルに楽しめる
白子は、主に魚類の精巣を食材とする際の呼び名です。 タラ、アンコウ、フグなどの成熟した白子は味が良く、酢の物、汁物、鍋物、焼き物などとして食べられます。カロリーは100gあたり80kcalほどなので意外と低カロリー。たんぱく質が豊富で、他にもビタミンD、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2といったビタミン類が含まれています。中でもビタミンB群が美肌に効果的で、ビタミンEは抗酸化作用で老化防止にも役立ちます。リン、カリウム、ナトリウムというミネラル類も多く含まれ栄養豊富です。ただ白子はコレステロールやプリン体も多く含んでいるため、大量に食べることは避けた方が良いでしょう。
今回市場で買ったものには特に情報の明記はありませんでしたが(白子とすら書かれていない…)、この独特の形からタラの白子かと。こんなにたっぷり、なんとも贅沢です!タラの白子はアンコウやフグよりもリーズナブル。クセもなく濃厚な味わいです。
生白子の下処理方法と保存方法
すぐに食べなくても、買ったらまずは下処理を行います。もし冷蔵保存するなら下処理した白子を、タッパーに水(+少量の塩)を入れて白子を入れて保存。水が濁ったら取り替えます。白子は新鮮な方が美味しいため、2日(とても新鮮な状態で買ったならぎりぎり3日)ほどで食べきります。もし食べきれないようなら、下処理した白子は冷凍保存できます。水分を切ってラップで包んで冷凍庫へ。自然解凍して食します。ただ食感や風味は落ちるため、冷凍したものは鍋やてんぷらやソテーがおススメ。
(下処理方法)
1、塩を振りかけ少し揉みこんだら、流水でやさしくよく洗います。(2回繰り返すとより臭みが取れます。)
2、白子をボウルに移して熱湯を入れ1分放置。お湯を切ります。
3、筋をキッチンハサミで切り、血合い部分を取り除きます。一口大にします。
4、ボウルの中に白子と水を入れ、酒を回しかけてしばらく置きます。10分弱。水を切ります。
5、再度、白子をボウルに移して熱湯を入れ1分放置。お湯を切ります。→すぐに氷水に入れ冷えたら水を切ります。出来上がり!
このままポン酢で!薬味(ネギ)があるともっと良かったのですが(;・∀・)実はポン酢も切らしていたので、レモン汁とお醤油をかけてみました。…絶品!!全く臭みがなくとろりとしていて濃厚☆正直私は白子を美味しいと思ったことがなかったのですが、これはとても美味しいです!酒の肴に最適♪
絶対にお勧めのレシピ、白子の天ぷら
下処理をした白子を天ぷらにしてみました。本来天ぷらにするには下処理を厳密に行う必要はありませんが、塩をかけてよく洗うことと、筋切りと血合いを除くことはしておいた方が良いです。
天ぷらはとっても簡単!まずは白子に小麦粉を振りかけてまんべんなくまぶします。(カリっとさせたければ、片栗粉もプラス。)
そこに水を入れます。(更にカリっとさせるために、お酢やマヨネーズをわずかに入れるのも良いです。)水の入れすぎ注意。↓これはちょっぴり入れすぎかなぁ。でも問題なくできたけど♪
170度に熱した鍋の中に、白子を大き目のスプーンで落としていきます。からりと揚がったら出来上がり!
これ、最高に美味しいです!!めちゃくちゃお勧め!まるでとろけるチーズのようで、クリームコロッケにも近いような?加熱することでクセや臭みがなくなりクリーミーさが増します。白子のポン酢がけが食べられなかった息子も、これを絶賛していました。白子は大量に食べるのを避けた方がいい…というのは分かりますが、いくらでも食べたくなる美味しさです( *´艸`)
下処理した白子は、調理もとても簡単です。お味噌汁やお吸い物、お鍋にそのまま入れてもいいし、少々小麦粉をまぶしてフライパンでソテーにしても◎我が家でもきっとまた買います♪お店で食べるよりも家なら断然お安いですよ!