イタリアンレストランのメニューでよく見かけるポルチーニ茸料理。香り高く美味しいキノコとして愛されていますよね。今回手軽に使える乾燥ポルチーニ茸を入手したので、早速料理に使ってみました!
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ポルチーニ茸は「世界三大きのこ」の一つだけど、手軽に買える
ポルチーニ茸はトリュフ、マツタケとならぶ「世界三大きのこ」の一つ。香り高く肉質がしっかりしていることからヨーロッパをメインに多くの国で愛されるきのこの王様です。
じつはポルチーニ茸は日本でも自生しているのですが、他のキノコと育つ季節が違うことであまり着目されなかったそう。日本人が好きなマツタケが海外の人にあまり好まれないのと同様、ポルチーニ茸は昔の日本人の口に合わずあまり食用にされなかったみたいです。
ポルチーニ茸は乾燥させることで独特の香りがより強まることから乾燥タイプのものがよく売られています。私は輸入食品が比較的揃う近所のスーパーで購入。マツタケと違い”超高級”では無いため、「今日はちょっと良い食材使ってみようかな~」くらいのテンションで買うことができます(笑)
私が買った乾燥ポルチーニ茸、細かい「ダイスカット」タイプでした。袋を開けた途端、その強い香りにビックリです!!
旨味が引き立つ、乾燥ポルチーニ茸を使った簡単料理
乾燥ポルチーニ茸を使ったレシピは色々。香りと旨味が強いキノコなので、パスタに使ったり、メイン料理にかけるソースにしたり、スープにするのも美味しいんだそう。
まずはシンプルに美味しさを味わう「ポルチーニ茸のパスタ」を作ってみました。
材料(2人分)
・パスタ …200g
・乾燥ポルチーニ茸 …5g
・ぬるま湯 …50㏄
・豆乳(牛乳でも) …100㏄
・万能ねぎ(みじん切り) …50g
・ニンニク(みじん切り) …少々
・オリーブオイル …適量
・塩コショウ …少々
作り方
1、パスタを茹でる。
2、乾燥ポルチーニ茸をぬるま湯に入れて戻す。(底には砂やゴミがたまるため、こすと良い。)戻し汁は後に使う。
3、フライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクを入れ、万能ねぎと1のポルチーニ茸を炒める。
4、2に1の戻し汁と豆乳を加え、一煮立ちさせ、塩コショウで味を整える。
5、パスタを4に加えてからめる。できあがり!
ポルチーニ茸自体はダイスカットで小さく食べ応えは無いのですが、香りと旨味はしっかりと感じられます☆今回乾燥ポルチーニ茸は5g使いましたが、贅沢に10~20g以上使っても良いかと。ポルチーニ茸の風味をぜひ楽しんでみてください!
次は「ポルチーニ茸としめじのチーズソース」!最初に記しておきますと、これ物凄く美味しいです!!
乾燥ポルチーニ茸のパスタを作ってみて、ポルチーニ茸の存在感をもっと強めたいと思い、しめじを入れ旨味を移すことでポルチーニ茸を増量したように錯覚させてみました。チキンソテーのソースにしましたが、白身魚のソテーやパスタ、豆腐やご飯にかけたって美味しいです!
材料
・乾燥ポルチーニ茸 …5g
・ぬるま湯 …50㏄
・しめじ(細かく刻んでおく) …1/2株
・バター …大さじ1
・豆乳(牛乳でも) …100㏄
・粉チーズ …30g
・塩コショウ …少々
作り方
1、乾燥ポルチーニ茸をぬるま湯に入れて戻す。(底には砂やゴミがたまるため、こすと良い。)戻し汁は後に使う。
2、フライパンにバターを入れ、1のポルチーニ茸としめじを炒める。
3、2に1の戻し汁と豆乳、粉チーズを加え、塩コショウで味を整える。できあがり!
チキンソテー一つに対するソースの量が多く見えますが、夫いわく「もっとソースが欲しい」とのこと。ソースだけで食べても美味しいくらいです!!ソースの色が茶色で地味なので、良かったら刻んだパセリなどを乗せてください(笑)
キノコ類っておもてなしやパーティーにはあまり率先して使う事ってないかもしれませんが、ポルチーニ茸はそういう特別な時こそ使うべき食材な気がします。良い食材と出会えて嬉しい、また絶対買おうっと!