野菜の王様と言われるくらい栄養価が高いケール。青汁の原料としても知られています。スーパーの野菜売り場で売られていたのを発見し、初めて購入!ケールの種類や味、食べ方などをまとめてみました☆
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色んな種類があるケール 栄養価が高く、見つけたら即買うべき
ケールにはいろいろな種類があります。「苦い」「食べづらい」というイメージが強く(私もそうでした)手に取りづらいかもしれませんが、決してすべてがそういうわけではありません。
ケールは紀元前から存在していました。日本には江戸時代には入ってきていましたが、葉牡丹など鑑賞用に改良され食用としてはしばらくは定着しなかったよう。しかし海外では広く好まれ種類も増加。健康ブームにのり現在は日本でも少しずつ口にする人も増えてきています。
キャベツの原型と言われるケールですが、キャベツのように丸くはならず茎は直立しています。そこから長円形や円形の葉が付き、高さが1、2メートルほどに育ちます。
栄養価はとにかく高い!!ケールはβカロテンを多く含む緑黄色野菜で、その含有量はトマトの5倍。他にビタミンEやビタミンCが多く、抗酸化力が高いことで動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防にも役立ちます。またルテインという成分を含み、目の健康維持や白内障などの病気のリスク削減にも。食物繊維はレタスの3倍以上、カルシウムや野菜の中でもトップクラスです。青汁の原料に多く使われるのも納得の栄養価です。
ケールは種類によって葉の特徴が異なります。丸くしわの少ないコラード系ケール、黒めの緑色で細長い葉のカーボロネロ(黒キャベツ)などもケールの仲間。今回購入したケールは、特に種類は明記されていませんでしたが縮れた葉っぱが特徴のカーリーケールだと思われます。ケールの旬は冬。他の季節よりも葉は硬めになるようですが、栄養価はより高くなります。
品種によって葉の厚さや形状が違います。このケールは葉は結構厚め。表から見るとパッと見はパセリみたいですが、かなりゴワゴワした感じ。裏側を見ると葉っぱの形がよく分かります。
生で食べやすいか、苦み、調理法は品種によって異なる
ケールは生でも加熱しても食べられます。ただ生に向いているものは品種によって異なります。葉っぱが薄め、若い葉っぱは生で食べやすいですが、今回購入したものは厚めで口に入れると「草!」という感じだったのであまり生食には向いていないような気がしました(^^;
苦みについてですが、これもかなり差があるようです。かなり苦めで食べづらいものもあれば、クセがほとんどなく全然OK!というものもあるよう。私が買ったものは全く苦くなく、味だけで考えると生でもいける感じでした。
とりあえず、せっかくなのでちょっとは生で食べてみます。みじん切りにして卵サラダに。(後ろはわさび菜です。)かなり小さめに切りましたが、食感がしっかりしているので存在感あり。でも味は全く問題なく美味しい☆苦いケールがあるなんて信じられないくらい!
こちらは炒め物に。油揚げとにんじん、卵も加えてみました。他の野菜に例えられないのですが…ヘナっとせずに色も良い。いためすぎても柔らかすぎることも無いです。一応生でも食べられる野菜なので、好みによってサッと炒めるだけでも良いかと。息子も何の問題もなく完食。和洋中何でも大丈夫です。
スープにも入れてみました。トマト缶(ホール)、ベーコン、大根と一緒に、固形ビーフブイヨンで味付け、少し生クリームも加えました。これ、美味しい~これは結構煮込んだのですが、↓葉っぱ溶けてない!形状も食感もしっかりと残っています。かといって硬いわけではなくてとても食べやすい。スープが染みて大成功でした。もしかしたらお味噌汁とかにも良いかも。
ケールは購入したらちょっとかじってみて、食べ方を考えるのが一番いいかと思います。口に合わないようだったら他の食材と一緒に少し濃い目の味で炒めたり煮れば大丈夫。基本どんな食べ方をしても相性は合うかと思います!
食べ方にちょっと悩む人もいるかもしれませんが、栄養面からみると即買いが賢いかと☆もし見かけたら迷いなく買ってみましょう~♪