先日我が家に届いたチーズ。実はこれ、商品の点数を集めるともらえる賞品でワクワクしながら待っていたチーズです。パッケージをよく見ると「プロボローネ」という聞きなれない名称が書かれていたため、ちょっと調べてみることに。我が家では記念日やちょっとしたお祝いの時に美味しいチーズを買うのですが、いつも買うのは知っているチーズばかり…これからは少しずつ新しいチーズの開拓をして、こちらでまとめていきたいと思っています♪
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他のチーズには無い、プロボローネチーズの不思議な特徴
プロボローネチーズはナポリ周辺の南イタリアで生まれたチーズですが、現在はイタリアの北部でよく作られている種類です。(ちなみに今回のこのチーズは北海道のチーズでした♪)
分類としてはナチュラルチーズ(乳を固めて発酵熟成させたチーズ。加熱溶解し再び成形すると「プロセスチーズ」になる)の中の、セミハードチーズ。
セミハードチーズとは、カード(凝乳)に圧力をかけて水分の量を減らして作るチーズで、比較的硬いのが特徴です。熟成はゆっくりめで、一般的その期間は半年ほど、長くて1年熟成させます。味が変わりにくく保存しやすくて、チーズの初心者向けにお勧めの種類だそう。黄色いゴーダチーズなんかも、このセミハードチーズの一種です。
今回の主役のプロボローネチーズは「パスタ・フィラータ製法」で作られます。この製法で作られるチーズで有名なのはモッツァレッラチーズ!作る過程でこねたりちぎったりする作業を繰り返すことで柔らかく弾力性がでて、さらに繊維状になることで加熱すると長く伸びてなめらかに溶けます。
これによりプロボローネチーズは、水分が少なめで適度に熟成しているのに、柔らかくフレッシュさがあるという、不思議な特徴が生まれたんですね~!
プロボローネチーズの味とお勧めの食べ方
プロボローネチーズを最初にひとかけら食べてみます。おお、シンプル、だけと美味しい!クセが無く淡白な感じがありますが、だからこそ色々な食材との組み合わせの幅が広がります。セミハードタイプなのですが、前述したように柔らかく、フレッシュな特徴があることも食べて納得。これは料理に使いやすそう!そんな印象を受けるチーズです。
せっかくなので、プロボローネチーズのカナッペを楽しんでみることにしました。
プロボローネチーズ×生ハム×トマト →文句なしに美味☆
プロボローネチーズ×大豆水煮のマヨ和え(ツナのような味わいになるんです) →本当お勧めです♪ またチーズが硬すぎないため、歯ごたえのあるきゅうりなどと組み合わせるのも最高。
お皿の中央にあるのは、プロボローネチーズ×バナナ×水切りヨーグルト×レーズン。デザートカナッペにもこのチーズは良いですね~甘い果物と合わせると、お互いの美味しさが引き立ちます。
(余談ですが、お皿に散らしている葉っぱは爽やかな風味のチャービル。おかず系にもスイーツにも合うハーブです。)
色んな食材と組み合わせるのが美味しく楽しくて完食♪その後でプロボローネチーズについて調べていて知ったのですが、やっぱり加熱して食べるのがお勧めのチーズなんだそう( ̄ロ ̄lll)ガーン。繊維質という特徴から、熱を加えることで糸を引くように良く伸びるんだとか。グラタンやピザをはじめ、フライパンでただ焼くだけでも美味しいとのことなので、今食べ方で迷っている人は是非お試しを!
↑試せなかったことが悔しいので、また機会を作ってやってみようと思います☆