市場を散策していたら見つけた「生くらげ」!…えっクラゲ?!と驚いていたら、市場のお姉さんに「これ美味しいのよ、そのままポン酢でもつけて食べたら良いつまみになるのよ」と言われたのでワクワクしながら購入してみました。この生クラゲ、スーパーでも時々並ぶ食用のクラゲとのこと。でもなかなか見かけることがない珍味です☆
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「生くらげ」…有明海で獲れるビゼンクラゲ
クラゲは数多くの種類がありますが、「食べられるクラゲ」と「食べられないクラゲ」に分けられます。
近年海でクラゲが大量発生したというニュースを何度か耳にしましたが、特にやっかいものとされているのが食べられないクラゲ。実はこの生クラゲも、(正確には「ビゼンクラゲ」というクラゲですが、)数年前に大量発生しています。このクラゲは食べられる種類だったため一部の業者が目を付けて、クラゲを食べる小さなブームを生みました。そこから爆発的ヒット、とまでいかなかったようですが、今でも夏前から漁獲され密かに(?)店頭に並んでいます。
ビゼンクラゲは漢字で書くと「備前クラゲ」。備前…瀬戸内海でよく獲れるクラゲなのでそう呼ばれるようになったようですが、現在は獲れる量が少なくなってきていて、現在ビゼンクラゲと言えば有明海で獲れるものを指すことが多くなっています。
…ちょっと話が長くなってきたので、そろそろ味や調理法のお話を(^▽^;)。
下処理無し!綺麗に洗えば、そのまま食べられる
「生くらげ」や「アカクラゲ」と名前が付けられている商品の多くは、たっぷりの塩水と共に袋に入れられて売られています。食べ方は実に簡単!袋を開けてザルにいれ、よく水で洗うだけ。そのまま食べられて実に楽ちんです。
一般的には「酢の物」や「ポン酢で食べる」みたいですが、せっかくなので色々味を変えて盛り付けてみました。
一番左は、きゅうりと一緒に、ごま油、しょうゆ、砂糖、酢、ラー油味付けした「中華風和え物」、真ん中はトマトと一緒にオリーブオイルとニンニク、塩コショウと醤油をちょっと垂らした「イタリアン前菜風」に。右はシンプルに「わさび醤油」です。
まず食感。コリコリっとした感じは固めのきくらげのようですが、とても歯切れが良く噛みやすい!塩水につけられていたことでちょっと塩気がありましたが、基本的に味が無いため、どんなものとも相性が良いです。美味しい!すっごくヘルシーな感じです。個人的には↑真ん中のトマトと和えた「イタリアンの前菜風」が好みでした♪
サラダのトッピングにもしてみました。こちらは見えにくいですが「ゴマだれ」をかけています。海藻とかこんにゃく入りのサラダみたい!このさっぱり感はきっと女性が好む感じです。
これお勧めです。クラゲ自体は誰もが知っているものなので、お店で出会ったら、ぜひ一度は食卓に出してみてください(^-^)クセなく、美味しく食べられますよ!