密かにずっと気になっていた謎の調味料「マーマイト」をやっと見つけました。カルディなどで探して迷って(意外と高い)、意を決して購入(^▽^;)。これは…確かに衝撃的。イギリス人がパンに塗るっていうのもちょっとびっくりの味です!!今マーマイトが気になっているあなたに…☆、この不思議な調味料についてお伝えします(*'▽')笑
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ビール生産の副産物から生まれたの伝統食品 「ベジマイト」との違い
マーマイトとは栄養価が高い発酵食品。ビールの醸造過程ででる酵母が主原料で、イギリスやニュージーランドなどで親しまれている伝統的な食品です。そのベースは、ビールが生まれた1680年よりも前だと言われています。パッケージには「英国王室御用達」と書かれていますが、現地でも好き嫌いがわかれるよう(日本でいうと納豆のようなポジション)。
パッケージを見てみると「名称:酵母エキス加工品 原材料:酵母エキス(大麦、小麦、オート麦、ライ麦)、食塩、濃縮野菜ジュース、香料」と書かれています。食塩相当量が100gあたり、10.8g!!これは相当しょっぱいことが想像できます(^▽^;)
ちなみに、マーマイトと近い調味料にオーストラリア生まれの「ベジマイト」というのがあります。イギリスからマーマイトを輸入していたオーストラリアですが、第一次世界大戦の影響で輸入が途絶えたため、独自に生み出したとか。酵母エキスや塩を原料をしている点も同じで、味も似ているようですが、ベジマイトの方がしょっぱく、マーマイトの方がやや甘みがあります。
実は私、カルディでどちらを買うか迷いまして…マーマイトの方が初心者にお勧めらしい情報があったのでマーマイトの方を買ったんです。試してみて…なるほど、マーマイトよりもしょっぱくて甘みが少ないのなら、ベジマイトは上級者向けかも、と納得でした。
意外と醤油に近い?!単体より他の食材とも組み合わせてみて◎
マーマイト、早速開封です!蓋を開けると…なるほど独特の香り!!硬さは結構硬めのペースト、少し固まってしまったピーナッツクリームに近いのかな。チョコクリームのようですがにおいが違う(^▽^;)舐めてみると…あれ、私はそれほど嫌じゃないかも!想像以上にしょっぱくて、でも醤油のような感じもします。以前このサイトでも、醤油や味噌の原点と言われる「ひしお」について紹介しましたが、それに近い!それをベースに、日本人が経験したことの無い風味がプラスされていて、その風味が好き嫌いを分けるのだと思います。私は意外に大丈夫でしたが、「全くダメ!!」という人がいるということもちょっと分かる気もします。
本場の人たちはこれをパンに塗るというので試してみました。うん、なるほど。単体よりは食べやすいのですが、マーマイト自体の衝撃が大きすぎて…(;^_^A バターをしっかり塗ってからのほうが食べやすいです。味が濃いので薄めに塗るのがおススメ。奥にある、りんご×チーズ×はちみつのトーストで休憩を取りつつ完食。笑 パンがあたたかいと、マーマイトが少し溶けてパンになじみます。ぜひトーストした熱々パンでどうぞ。
具材と組み合わせてオープンサンド風に。チェダーのスライスチーズと目玉焼きをトッピング、乾燥バジルを少々☆マーマイトの味が強いので、他の調味料は使いません。これは美味しいかも~(*´▽`*)マーマイトだけのトーストを食べて「…うっ!!」と思った方も、食材と合わせることでぐっと美味しくなります◎試す価値有り!
瓶に「スープの素としても」と書かれていたので作ってみました♪水800㏄にマーマイトは小さじ2~3、塩コショウやマジックソルトなどで味を調えます。キャベツや豆もやしなど余っていた野菜を煮て、仕上げにオリーブオイルを少々加えて作りました。これはイケます♪余ってしまった時も、これなら最後まで使うことができますよ。
謎の調味料マーマイト、…これは一度はトライするべき謎の調味料です(*^^)!!イギリスの伝統の味をぜひ。