メレンゲを作って焼くフランス生まれのケーキ「ガトーマジック」。日本では「魔法のケーキ」と呼ばれて少し前に話題になったケーキです。その存在を知ってから作りたい欲求に駆られて、早速作ってみました(*´▽`*)こ、これは…めちゃくちゃ感動的なスイーツです!!3段階に分けて作るわけではないのに、出来上がってからカットしてみると美しい3層に!それぞれ食感が違って他にはない仕上がりになります。まさにマジック☆絶対に驚くこと間違いありません♪
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一つ一つの工程を丁寧にすれば失敗しない!ぜひ感動してください♪
ガトーマジックはフランス生まれのお菓子。南西フランスの「ミアス」という伝統菓子から生まれたスイーツです。このミアスについてですが、小麦粉、卵、砂糖、牛乳を混ぜて焼くレシピや、とうもろこし粉と小麦粉を熱して練って冷やして固めてカットし焼き上げたレシピ(←これは以前コーンミールの記事で紹介した北イタリアの伝統料理、ポレンタそのもの?!)などがあるよう。数年前にガトーマジックというスイーツが誕生しフランスで紹介されてから爆発的ヒット、日本でも話題になりレシピ本も発売されました。作ってみると…確かにハマる理由がわかります!!これ、本当に一度は作ってみる価値アリ♪味はカスタードプリンに近いのですが、層ごとに食感が異なるので手の込んだ高級ケーキを食べているようです。
(材料)
・卵 …3個
・砂糖※ …80g
・バター(またはマーガリン) …90g
・牛乳(常温に置いておく) …400㏄
・薄力粉 …90g
・バニラエッセンス※ …少々
・塩 …一つまみ
・粉砂糖 …お好みで
※砂糖は60g(生地に混ぜる用)と20g(メレンゲに混ぜる用)に分けると甘みのバランスが更に良く、メレンゲを焼いた後もしっとり仕上がります。ただ私は面倒なのでメレンゲには砂糖を入れずに、全部生地に混ぜ込みました。それでももちろん問題なくできます(^▽^;)
※今回はバニラエッセンスの代わりにバニラオイルを使用しました。
作り方
1、卵を卵黄と卵白に分けておきます。
2、ボウルに卵黄、砂糖、大さじ1の水を入れてよーく混ぜます。「もったり」した感じ、が目安。
3、2にバター(レンジで50秒ほどかけて溶かしたもの)と、ふるった薄力粉、塩、バニラエッセンスを加えてよく混ぜ…、
さらに牛乳を数回に分けて加え混ぜ合わせます。
4、卵白を泡立ててメレンゲを作ります。生地に加えて、メレンゲを潰さないようにさっくりと混ぜ合わせます。メレンゲは生地に浮いた状態でOK。
5、深めの耐熱容器にクッキングペーパーを敷くかバターを塗り、生地を流し込みます。私は取っ手が取れるタイプの鍋を容器に使いました。
150℃で熱したオーブンで50分。冷めたら冷蔵庫に入れて、半日置いて完成です!
型から外したらお好みで粉砂糖をかけてどうぞ(*^^*)
カットすると、表面はメレンゲのカリカリとした食感でその真下はフワフワ。しっとりとした部分と、とろ~りととろけそうな部分が層になっています。カスタードクリームのような、プリンのような、パサつきの無いスポンジケーキのような不思議な新食感。こんなケーキ食べたことありません!今回メレンゲ部分に砂糖を加えなかったので一番上の層は甘さ控えめになりましたが、粉砂糖を振ったことで気になりませんでした(*´з`)
カットした後ですが…私の誕生日だったため、4才の息子がろうそくを立ててくれました(笑)。もっと豪華に仕上げたいならフルーツを乗せても絶対美味しいと思う!見た目が綺麗でサプライズ感があるため、おもてなしや記念日にも最適のケーキ。材料は珍しいものは何一つないため、安くケーキが作れるのも嬉しいです(てへへ)。
このガトーマジック、チョコを入れたりチーズを入れたりドライフルーツを入れたり、幅広くアレンジができます。今年のクリスマスと来年のバレンタインは、このアレンジバージョンを作ろうかな!本当に美味しくビックリするので、これは是非作ってほしいケーキです(*ノωノ)
→純ココアを加えた「ガトーマジック ショコラ」のレシピはこちら!
→クリームチーズを加えた「ガトーマジック チーズ」のレシピはこちら!(イチオシ◎)
↓ガトーマジックだけのレシピ本まで出てるなんて凄いΣ(・ω・ノ)ノ!ぜひお試しくださいね。