焼肉で人気の豚トロ。美味しい脂がたっぷりで、肉の脂が好きな人は泣いて喜ぶお肉だと思います(^^) スーパーではスライスして売られていることが多い豚トロですが、お得な塊肉を発見。豚トロの美味しい食べ方を試行錯誤して見つけてみたいと思います♪
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豚トロは頬から肩までの希少部位、脂の量がとにかく多い
豚トロは、頬から肩のネック(首)部分の肉のことですが、農林水産省が定めている食肉小売品質基準には部位として含まれていません。分類的にはもつ(内臓)で、一頭の豚からとれる量は少なくかつては需要もほぼ無かったため、一部で捨てられていたほど。20年ほど前に北海道の焼肉店で出すようになってから、その美味しさから少しずつ広まっていったようです。
豚トロはとても脂が多く、それはマグロのトロのよう。塊肉で買ったことで分かったのですが、横と縦交互に脂の霜が降っていて、例えば鶏肉の皮のようにはがれたりはせず、豚バラブロックのように脂部分の境目がはっきりしているわけでもありません。赤身は少なく、多くは脂身だと思った方が良いでしょう。肉の脂部分を積極的にカットして除くような方にはおススメできません。
薄切りだと調理しやすい、炒め料理が美味しい
豚トロを塊で買ったので、それを活かして料理をしてみようと思ったのですが、脂が多いため、例えば豚の角煮のように大きいまま煮物などにするには脂が浮いてしまったりしてクドさが出てしまうよう。薄切りにして炒めた方が炒めた時にカリッとした食感を出すこともでき、美味しく食べられます。
豚トロだからと言って焼肉以外に使えない訳ではもちろんありません。これは残り野菜と一緒に炒めたもの。フライパンに油はあまり引かずに焼いてOk、他の食材に脂の旨味を吸わせる感じて炒めれば、旨味たっぷりの炒め物になります!
豚トロで塊のまま燻製に。豚トロベーコンを作ってみました。これは…美味しい☆燻製にすることで表面の油が落ち、香り良く美味しさもプラスされます。豚トロの塊肉が手に入って、燻製器があったり燻製する機会があったら作ってみるのもいいかも。ただ肉の厚さが薄めなので、ベーコンとしては使いづらいサイズに。美味しいのですが下味に5日間ほど有する手間を考えると、他の料理に使う方が手軽で良いかもしれない。
おススメの豚トロ調理の結論として…、やっぱり豚トロは焼肉にするのが一番です!!食べ方はシンプルに、フライパンなどでこんがり焼いて塩コショウを。レモンをかけてもさっぱり美味。肉を焼くとちょっと縮みますが、その分ぷりぷりっとした感じが増します。ネギやニラやシソなどと一緒に食べると爽やかに、脂のしつこさが感じにくくなります。これ、丼ぶりにしても絶対美味しいです。
豚トロ=焼肉、というのはやっぱりそれだけの理由があったことが判明(^▽^;) これからは迷いなく自信をもってシンプルに焼いて食べたいと思います(笑)