ういろうが大好きで、上新粉の記事の時にも書きましたが家でも時々作ります♪混ぜてレンジでチンするだけで、もちもちほっこり甘い和菓子の出来上がり。そんなういろうですが、羊羹などと違って認知度が低く「ういろうって何?」と思う人も多いんですよね。今回はういろうの正体(笑)と簡単レシピをご紹介します!
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ういろう(外郎)は米粉などを蒸して作った和菓子
ういろうは米粉や小麦粉、わらび粉などとこしあんを混ぜ、蒸して固めて作る和菓子です。見た目が似ているものに羊羹がありますが、羊羹は寒天で作られていて食感が違います。羊羹はつるんとした感じで、ういろうはもちもちしています。材料の違いから羊羹は冷蔵庫で保存しますが、ういろうは常温で保存(冷やし固める時に冷蔵庫を使うこともあります)。ういろうは時間がたつと固くなってしまうため、作った当日に食べるのがベストです。
ういろうは漢字で「外郎」と書きます。中国からきた礼部員外郎(れいぶいんがいろう)という役職の陳宗敬という人が口中清涼・消臭等に使用する薬(通称、外郎薬)を広めたのですが、その人が日本に持ち込んだお菓子が「ういろう」と呼ばれるようになったという説があります。
小麦粉+上新粉→レンジでチンで完成
ういろうは蒸して作るのが本来の作り方ですが、レンジで簡単に作ることができます!上新粉を入れることでもっちり感がアップします♪(詳しくは上新粉の記事を参照。私は上新粉に出会うまでは小麦粉だけで作っていました(;・∀・))
《基本のういろう》
材料(2人分)
※量を多めに作ってもいいですが、長期保存できないので注意。我が家は大人二人+幼児でちょっと食べるのに作りますが、ちょうどいい量です。
・上新粉 …25g
・小麦粉 …25g
・砂糖 …30g
・豆乳(水、牛乳でも) …130㏄
作り方
1、材料全てをボウルに入れ、だまが無くなるまでよーく混ぜる。
2、耐熱容器にラップをしき1を流しいれ電子レンジ(500w)で3分半加熱、冷めるまで待つ。冷蔵庫で冷やし食べる際にカットする。出来上がり。
↑ラップを敷くことで器から外しやすくなります。冷蔵庫にずっと入れておかずに、固まったら出した方が美味しいかも。
《アレンジ:あんこのういろう》
・上新粉 …25g
・小麦粉 …25g
・水 …50㏄
・あんこ …130g
※あんこの水分量によって水の量を加減してください。まぜてどろりとしていればOK。多少水分が多くても大丈夫です。作り方は基本のういろうと同じ。粒あんのつぶつぶをつぶしたくなければ、あんこは後から加えてください。
↓ちなみにこれは牛乳パックで作った型に入れて作りました(牛乳パックはレンジにかけても大丈夫)。もうちょっと量が多い方が見栄えが良かったかな(^▽^;)基本のういろうのレシピに甘納豆を入れたり、黒豆や金時豆を入れてもいいです。自家製の甘い煮豆なら水の代わりに豆の煮汁を使っても◎
《アレンジ:2層のういろう》
これは2種類の異なる味を組み合わせたういろう。おわん型で作ってしまいましたが、四角い型のほうがおすすめ(^^;
分量は1/2ずつ、2種類の味を合わせておきます。今回は抹茶味&あんこで。1種類目の材料を合わせたらレンジ(500w)で40~50秒。その上に2種類目の材料を流しいれて2分半~3分弱加熱して出来上がりです!
市販のものは結構甘みが強かったりしますが、手作りだと加減ができるのが良い♪それから火やオーブンを使わずに作れるため安心。お子さんと一緒に作っても良いかも。味のアレンジは色々できるため、オリジナルのういろうを作って楽しんでみてください(*'▽')もちもちしていて素朴、ほっこり懐かしい味わいできっとハマりますよ♪