お安い鶏肉ってつい買ってしまうものの、調理法によってはパサつきがでたりして美味しさが半減してしまうことがあります。実は下味の段階で、「お酢」を少々ふりかけるだけで仕上がりが全く違うものになるのはご存知ですか?(^-^)
スポンサーリンク
鶏肉1枚にお酢大さじ1を漬け込むだけ!
鶏肉は一口大にしてボウルに入れ、お酢を大さじ1をかけ混ぜ合わせ15分程漬け込みます。仕上がりが酸っぱくなることは無いので大丈夫。加熱すると酸味は抜けてしまいます。私は料理によってお酢+α、別の調味料をプラスします。
↓これはシンプルな炒め物の場合、お酢+塩少々。
これはこってり系、スタミナ系の炒め物にする場合、お酢+しょうゆ+ニンニク(チューブ)+しょうが(チューブ)。もちろん炒めるのではなく衣をつけて唐揚げにしても美味しい。もちろんお酢+おしょうゆだけでも☆
お酢をプラスしても酸味は残りませんが、他に味付けが塩コショウだけにするなどシンプルに仕上げると若干爽やかさは感じるかも。でもそれもほんのわずかで、プラスする調味料がしょうゆなら、もうその爽やかさは感じない程度(笑)。何よりパサつきがなくしっとりと仕上がります♪水分と共に旨味が流れ出ることもないので、ジューシーな味わい。固くなることもありません。お酢以外はいつもと同じ味付けなのに、とても美味しく感じます!!
いつものレシピに、お酢の下味の工程を加えるだけ
このお酢の下味の工程は、いつも作っている鶏肉料理(基本、炒め物と揚げ物)全てに使えます。15分程お酢に漬けたら、余計な水分を軽く切ってから調理。小麦粉や片栗粉で軽く衣を付けたら、更に水分が閉じ込められて美味しく仕上がります。ちなみに私は100均で買った「小麦粉ふりふりストッカー」を使って小麦粉をまぶしています。←これ超便利!!
下味にお酢+調味料(お塩やしょうゆなど)を使っていることで、いつものレシピの味付けの分量に迷うかもしれませんが、いつもより調味料を若干減らして味見する、でOKです。
先日紹介した、さつまいもと鶏肉のレモンソースソテー。レシピを紹介した時は割愛していますが、実はこれも下味の段階でお酢と塩少々を振りかけて少し置いてからフライパンで焼いています。お酢で下味をつける工程を省いても同じように作ることができるのと(味は若干劣りますが)、やっぱりその分手間がかかるので、やらない人が多いかと思いまして(;^_^A
これは「きゅうりと夏野菜の炒め物」。(お化けきゅうりのレシピの一つとして紹介しました。)一緒に炒める食材に水分が多いと、鶏肉のパサつきが目立ってしまうので、お酢の下味をするのは特にお勧め☆
これは「ぎんなんと鶏肉の炒め物」で、仕上げにシナモンを振りかけている変化球レシピです。お酢の下味は、和風も洋風も中華風も異国風も何でも使えるんです。
幼稚園の運動会弁当には、この下味で唐揚げを作りました☆簡単に作り方を。
鶏肉2枚につき、下味(お酢、しょうゆ、みりん…各大さじ1、塩コショウ、ニンニク・しょうが(チューブ)…各2センチ分)に15分漬け込んだ後、卵を一個加えて混ぜ、小麦粉+片栗粉(…合わせて1カップ)をまぶして油で揚げます。
時間がたってもジューシーで美味しいのでぜひ作ってみてください( *´艸`)(→参考までに、その時のお弁当はサンドイッチ弁当を作りました。その作り方のコツをまとめた記事はこちらです~☆)
私はこれまで、鶏肉の下味は酒+お塩でやっていたのですが、お酢でやる方法を試して以降、ずっとこの方法を取り入れています。直接味が変わるわけではありませんが、お肉の食感と旨味、水分量で随分と違った印象となるはず。ぜひ一度試してみてください(*^▽^*)