私は、色々な珍しい穀物を試すのが好きです(*´▽`*)。今回は、以前アメ横に行った時に購入した殻付きの麻の実をご紹介します♪麻の実(ヘンプシード)は、殻が除かれたものはゴマのようになんにでもトッピングができ食べやすいですが、殻付きのものは食べ方に疑問を持つ人が多いよう。でもそのままでも問題なく食べられますし、お手頃価格で栄養もたっぷり摂取できます。麻の実の特徴、食べ方などを詳しくまとめてみました☆
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美女と長寿の秘訣とされる麻の実 栄養価が高いのに低脂肪で「完全食品」と言われているほど!
麻の実は、現代ではあまりお店で見かけない食品ですが、日本では昔から育てられ、八穀(稲・きび・大麦・小麦・大豆・小豆・あわ・麻)の一つとして食べられてきました。しかし戦後は麻の実は大麻に育つことから規制がかかり、栽培する人が減少。現在日本で売っているものや輸入されたものは、発芽できないように処理されており、安心して食べることができます。口にすることのあまりない麻の実ですが、実は七味唐辛子にも入っていますし、先日紹介したあけがらしという調味料にも入っていました(^^)。海外事情で言うと、中国の広西チワン族自治区にある巴馬地区は美女と長寿が多い地区として有名で、麻の実を1日に45gも食べていることが秘訣のひとつだそうです。
麻の実は、なんといっても栄養価が高く、スーパーフードとして注目されています。体内では作ることができない全9種類の必須アミノ酸を含む植物性タンパク質が豊富であること。同じく体内では作れない必須脂肪酸、中でも特に重要とされるオメガ3とオメガ6が理想的なバランスである1:3の割合で含まれています。さらに鉄・銅・亜鉛・マグネシウムなどのミネラルと、食物繊維が豊富。しかも低脂肪です。
今回買った麻の実は中国産。産地にこだわる人も多いと思いますが、麻の実に関してはあまり心配はいりません。麻は育つスピードが非常に早く、農薬なしで栽培が可能のため、品質に大きな差が出ないためです。
そのまま食べられるけど、炒った方が殻がパリパリとして美味しい!
麻の実は、今回私が買った殻付きのタイプと、殻を取り除いたタイプが売っています。殻付きのタイプは何といっても安いです!殻無しのものと数倍の値段の差があります。ただし食べ方のアレンジが少なく、食べにくいと感じる人もいるかもしれません。一方で殻が除かれているものは、値段は高めですが、ごまのようにおにぎりに混ぜたりサラダのトッピングにしたり、食べやすいのが利点です。
殻付きの麻の実、まずはそのまま食べてみます!うーん、なるほど。ナッツ類の味はほのかにするのですが…殻の存在がかなり強め(;´∀`)。そして口の中に殻が残る感じです。これ、一袋そのまま食べられる人はいるのかしら…。好みが分かれるかと(笑)。
そのまま食べにくいという人におススメなのが炒ること!フライパンで乾煎りし、塩を少々。ポップコーンほどではありませんが、パチパチと弾けるので蓋は必須です!全部弾けさせる必要はなく、ちょっと弾けたら火を止めてOK。やりすぎると焦げて苦くなってしまうのと、炒らなくても一応食べられるものなので、念入りに炒る必要はありません。私は乾煎りにしましたが、バターなどで炒ると風味がアップするよう。塩+カレー粉とか、塩ではなく顆粒出汁などを入れると、また違った風味が楽しめます。
炒った麻の実は…凄く食べやすいです!!口に残る感じだった殻が、パリパリとした食感に変化!ほんのり塩味で、チーズやドライフルーツとかにも合うし、お酒が進みそうな味。ぐっと食べやすく美味しくなります( *´艸`)。ただやはりやや固めではあるので、何かの料理に使うとかは私はしませんでした(^^;)。
殻付きの麻の実、炒って軽く味をつければ毎日でも食べやすくなります♪炒ったものを小瓶に入れておくと、ちょこちょこ口にできて良いかもしれません(^^)。これが食べおわったら、試しに殻なしの麻の実も買ってみようかな。健康のために、麻の実を日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょう♪
◎↓殻付きの麻の実はこちら!
◎↓殻無しはこちら!