最近暖かい日が増え、葉物野菜が安くなってきてウキウキしています。スーパーで久しぶりに買ったロメインレタス!基本的には春と秋が旬なので、この時期は安く買えるんです。ロメインレタスの栄養素、独特の味を活かす料理などをまとめてみました。
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ロメインレタスは白菜のような縦に長いレタス
ロメインレタス(コスレタス)は、レタスのように丸くならない縦に長いのが特徴です。レタスとは同じチシャ種ですが、レタスよりも肉厚で白菜に似ています。芯はしっかりしていてシャキシャキ。でも硬すぎず水分が多めな感じです。葉先は緑色で柔らかく、この部分だけを見るとレタスにも近いですね。
ロメインとは「ローマの」という意味で、ローマ時代から食べていたという説も。ヨーロッパからアメリカに伝わり、現在アメリカではサラダの定番野菜なんだそう。
ロメインレタスはレタスよりも全体的に栄養素が高いのも特徴的です。特に葉酸とβカロテンはレタスの約2倍。葉酸は妊婦さんや授乳中に多く必要ですし、貧血防止にもなります。βカロテンは抗酸化作用があるため、肌や髪の毛を健康に保ち老化防止の効果も期待できます。同じ値段で隣に陳列されていたら、栄養面でロメインレタスを選んでも良いですね~。
ロメインレタスはシーザーサラダでよく食べられる
「ロメインレタスと言えばシーザーサラダ」また「シーザーサラダと言えばロメインレタス」といわれるほど、定番の食べ方です。もともとシーザーサラダはシーザー氏によってホテルのキッチンで偶然生み出されたサラダ。ロメインレタスやクルトン、パルメザンチーズを使ったサラダをシーザーサラダと呼ぶため、レストランで出されたサラダで知らず知らずのうちにロメインレタスを食べていたりします。
せっかくなので、改めてロメインレタスでシーザーサラダを作ってみました!
白い芯は口に入れたら本当シャキシャキです!レストランなどでは芯部分は除かれてしまうのかな。甘みがありますが、ほのかに苦みを感じます。緑色の葉先はそこまでクセがなく食べやすい!この独特な味わいは、シーザーサラダのコクのあるドレッシングとの相性が良いです。なるほど、世界的にこのサラダが広まった理由がちょっと分かる気がします。
炒めても、スープに入れてもまた美味しい!
ロメインレタスはレタスと比較しても葉がしっかりしているため、加熱しても美味しく食べられるそうなので色々作ってみました!
右下は「ロメインレタスのスープ」。玉ねぎともやしは先に火を通して、生でも食べられるロメインレタスは最後に入れました。味付けは薄めにしたので、サラダよりもロメインレタスの味を感じられます。ロメインレタスのクセが好きな人にはぜひスープを試してほしい!
左下は「炒め物」。具材は豚肉と卵を入れています。こちらもロメインレタスはサッと火を通した程度。シャキシャキ感が程よく残って、サラダとはまた違った食感も楽しめます☆
ちなみに右上もロメインレタス。もやしと切干大根で作ったナムルと一緒に食べられるようお皿に敷いてみました。味が濃いものとも相性良いですね!ロメインレタス、負けてないです(笑)
ちなみにロメインサラダを食べ続けると、中心部はこんな葉っぱになります。
今回は普通に食べちゃったのですが、↑これ、芯がしっかりしていることで葉っぱのお皿になりますね!このままサラダカップのお皿にしたり、焼いたお肉を乗せてもよさそう。持ちやすいので、サラダスティックのようにソースを付けて食べることもできるかも。
ロメインレタスってどんな野菜?と思っている人、ぜひ試してみてください☆色んな意味でレタスとはまた違った幅広い楽しみ方が見つかるんじゃないかなと思います。