暑い夏、窓辺にグリーンカーテンがあると見た目も体感的にも涼しくなるので、我が家の庭では毎年何かしらの植物を植えています。実は昨年ホームセンターで購入した「おかわかめ」を植えたのですが(すみません、放置してました)、1年たった今年もしっかり生えてきました♪今年は初めて料理にも活用!これが想像以上に美味しくて、また葉を摘んでもどんどん生えてくるので、とっても重宝しています( *´艸`)。今回は、おかわかめの食べ方について、(おまけ的に育て方も簡単に)ご紹介したいと思います☆
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おかわかめとは?「琉球百薬」「雲南百薬」とよばれる長寿の薬草
おかわかめは、別名「アカザカズラ」とよばれるツル性の多年草で、沖縄野菜「琉球百薬」としても知られています。中国でも「雲南百薬」と言い、「百薬」という言葉が付くくらい健康に良い栄養たっぷりの野菜として食べられてきました。亜鉛はニラの2.5倍、カルシウムはほうれん草の2倍、マグネシウムはレタスの8倍あり、「長寿の薬草」として親しまれています。
日本では八百屋やスーパーに並ぶことはほとんどなく、認知度は高くありません。園芸用に苗を買い、自分で育てて自分で食べる、という方が多いようです。栽培難易度は初心者向けなので気軽に育てられますし、どんどん収穫できます(*´▽`*)。
★おかわかめの育て方
植え付けは5月ごろ。地植えなら水はほとんどあげる必要なく、プランター栽培なら週に数回水やりします。肥料は元肥と追肥が必要ですが、我が家では厳密にやってませんが、にょきにょき伸びてます(笑)。ツルが伸びるスピードはとても早いため、支柱やネットは早めに準備を。7月くらいから、摘心をしてわき芽を増やします。ツルの先端を定期的に摘み取ると、わき芽が増えて葉っぱが増えていきます。9月中旬頃に白い花が咲いたら、ツルや葉の成長は止まります。その後葉や茎は枯れますが、根元部分を残しておくと、来年の春にしっかり生えてきます。※根元部分は土をかけておくと良いそう(やらなかったけど出てきましたがw)。2年目は1年目よりも葉っぱが多く、どんどん増えていきます。
次の年につなげる方法は3つあり、一つは前述の根元を残す方法、二つ目はむかごから増やす方法、3つ目は差し木で増やす方法があります。おかわかめは茎の節にできる球根のような「むかご」があります。これを取り、翌年の5月まで冷暗所で保管して植えれば、新しく芽が出てきます。また先端から5cmほどに切ったツルを土に挿しておくだけで、簡単に根が出て増やすこともできます。※むかごも蒸したり炒めたりして食べられます。ほんの少し青臭さがあるじゃがいものような食感です。
★おかわかめの葉の収穫の方法
葉っぱの収穫は簡単です(*'▽')。葉っぱの根元部分の茎は手で簡単に折ることができ、はさみなども必要ありません。収穫時の葉のサイズは4~5cmと言われ、小さすぎる若い葉はやや硬め…だそうですが、←特に分からないくらいの硬さの差なので大きさはあまり気にしなくて大丈夫。大きく育ってしまっても美味しいですし、ちぎってもどんどん生えてくるので、収穫しすぎを気にする必要はありません(*^^)v。
おかわかめの育つスピードはとても早いので、我が家では長く伸びた部分を茎ごと切ってしまうことが多いです。↓こんな感じで。ここから葉っぱをちぎって調理しています。だから葉っぱの大きさはあまり気にしていません(^▽^;)。
おかわかめのゆで方・食べ方 生よりもサッとゆでて食べるのが美味しい
おかわかめの葉は、生で食べられない訳ではありませんが、青臭いためやや食べにくさがあります。試しに一口食べてみましたが…、「草」の味がしました(;'∀')。美味しく食べるには、沸騰したお湯で1分ほどゆでて水を切ってからいただきます。
サッとゆでるとこんな感じ。ホウレンソウなどの野菜よりもくたっとせず、ゆでてもしっかりとした硬さがあって、少しだけ粘りもあります。ちょっと食べてみると…美味しい( *´艸`)!…確かにわかめに似ている!!わかめよりも食感はしっかりあるかな?味はクセがなくどんな食材にも合いそう。
サラダ、お浸し、和え物に!おかわかめをゆでて水分を切ったら、後はお好みの食べ方でOK♪ゆでるとカサが減ってしまうので、おかわかめだけの一品を作るとなると結構な量が必要になります(;´・ω・)。なので、我が家ではほかの野菜と一緒にすることが多いです。
おかわかめときゅうりのおかか和え。トマトとコーンとシソも入れて彩りよくしてみました。おかわかめ、しっかりとした存在感があって、息子がとっても気に入って完食!少し粘りがあるため、おくらや納豆など粘り食材と組み合わせるのも良いと思います◎
おかわかめとキャベツのえのたけ和えにしてみました。キャベツはおかわかめと一緒にサッとゆでて、えのたけとめんつゆで☆簡単なのにとっても美味しいです(^^♪
スープに!汁物に入れる時は、他の食材にあらかた火が通ってからおかわかめを投入。そのまま味付けして出来上がりです。
今回は豆もやしとおかわかめの中華スープに♪もちろんお味噌汁にもおススメ☆わかめと組み合わせると、一瞬どっちがどっちだかわからなくなります(笑)。でもわかめよりも綺麗な緑色なのが嬉しい!
葉っぱが大きすぎるのが気になるなら、茹でてから切っても良いし、刻んでから火を通しても良いと思います。生の状態で刻むと↓こんな感じで糸が引くくらい粘りが出ます(見えづらいけど(;´∀`))。
雑炊に入れて、おかわかめとツナの雑炊にしてみました。※キャビアのように見えるのは、とんぶりです(後日紹介しますね)。少し火を通しすぎたので、少し色が濁ってしまいました。別に味に問題はないのですが、せっかくなのでサッとゆでる程度にして鮮やかな色も楽しめたらいいですね。
おかわかめ、今年はまだまだ収穫できるので嬉しい( *´艸`)!今年も根元部分を残して冬を越して、来年につなげようと思っています。今まで作ったグリーンカーテンの中でも断トツで育てやすいです。とっても美味しくておススメですよ♪
◎おかわかめの苗です♪プランターで育てられるのでお手軽ですよ◎