成城石井で見つけた庄内麩(しょうないふ)。刻みタイプであまり見たことの無いお麩だったので購入してみました。正直お麩はあまり買うことの無い我が家ですが…これがフワっともっちりしていて食べ応えがあり、とても美味しかったのでご紹介します(*^^)v 色んな料理に使えて保存がきくので、ストック食材としてもお勧めです!
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庄内麩は珍しい板状のお麩 「きざみ麩」が便利で使いやすい
庄内麩は山形県庄内地方の特産品として有名な板状の焼麩です。上質な小麦粉の小麦グルテン(タンパク質)に水を加えて練り合わせ、薄くのばした生地を棒に巻いて焼き板状に仕上げて作られます。板状になったのは船での交易の際、積み込みがしやすいようになったと言われていますが、こういった板状の麩は珍しくその後も高級食材として生産されてきました。
庄内麩は板状のものの以外に、くるくると巻かれた「うずまき麩」と、今回買った「きざみ麩」があります。板状のものは水で戻してからカットする必要があるのですが、既に調理されやすい形状になっているととっても便利です♪
お麩の栄養に関しては以前紹介したのですが、植物性タンパク質が豊富で低カロリー。消化に良く子どもにも高齢者も食べやすい栄養豊富な食品です。
水で戻して軽く絞って使うか、汁物はそのまま投入!カリっと焼いても◎
庄内麩の使い方は、基本的には普通のお麩と同じです。お味噌汁やお吸い物、うどんやラーメンなどの汁物にはそのまま投入してOK。煮物や鍋には水で戻してからあまり絞らずに入れます。サラダや和え物には水で戻してから軽く絞って調理します。
まずはスープに!味にクセが無いので、洋風スープにも合うんです☆野菜のブイヨンと少量のケチャップで味付けした、ねぎとコーンのスープに!具材に火が通ったら鍋に直接入れました。スープを吸って輪っか状にになります。普通のお麩と比べて食べ応えがあって美味しい!!ややもっちりしていて、少し油揚げにも近いかな?
今度は野菜たっぷりの炒め煮に!おしょうゆとみりん、酒、チューブのにんにくを入れたら、野菜を端に寄せて、庄内麩をそのまま投入。ちょっと煮込んで仕上げました。
上手く輪っか状には戻らなったのですが、これも美味!具材の一つとしてしっかり存在感があります。調味料を吸うので口の中でじゅわっと美味しさが広がります。
豚の角煮(→詳しいレシピは八角の記事で紹介しています☆)にも入れてみました。豚の角煮は豚肉を下茹でした後に茹で汁を捨て、調味料を入れて再度煮るのですが、今回は調味料を入れる際に、にんじんと水で戻して軽く絞った庄内麩を加えました。
間違いなく美味しい( *´艸`)煮汁をよく吸ってお麩がトロっとするのですが、煮崩れしないのも嬉しい。お弁当の具材に煮物を入れる時は煮汁をできるだけ切って入れるのですが、味が染みた庄内麩と一緒だとパサつかずに美味しいまま食べられます♪
庄内麩は、アイディア次第で色々楽しめるのも良いです◎オリーブオイルを振りかけてトースターでカリっと焼いてみました。にんにくパウダーと塩を少々かけたら美味しいおつまみに!※焦げやすいです。焦げたら苦みが強く感じるので、焼いてるときは目を離さずに(;・∀・)サラダに乗せても美味しいかも。板状のものはピザの生地代わりにもなるようです!
これはお麩の概念が覆る商品だと思います!次回は板状の庄内麩も試してみたい~また良いレシピがあれば追記しますね(*'▽')☆