中国食材のお店でお勧めされて買った、乾燥湯葉の「腐竹」。日本の湯葉と異なりとても食べ応えがあって美味しい!!戻し方や食べ方をご紹介します(*^^*)
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日本の湯葉と違い食べ応えあり!色んな料理に使えるのが特色
腐竹、という漢字をみて躊躇する人もいるかもしれませんが、「腐」という漢字には中国では「液状のものを柔らかい状態に固めたもの」という意味があります。(「豆腐」も腐っているわけではありませんよね。)中国の乾燥湯葉にも色々種類がありますが、これは棒状に乾燥させたもの。干して固まった形が竹のようであることから、「腐竹」と言われるようになったよう。
日本の湯葉との違いは、その食べ応えにあります。生湯葉は大豆の甘みや香りが強めでフワフワとしていますが、この乾燥湯葉はそういった大豆の甘みはあまりなく、しっかりとした食感が特徴です。でも食べるとしっかりと大豆を感じるので、大豆製品が好きな人は試す価値アリ。荷崩れしたりしないため、色々な調理方法が楽しめます。日本の湯葉が好きな人はその違いに少し驚くかもしれません。
乾燥湯葉「腐竹」の戻し方 時間をかけてゆっくりと
この乾燥湯葉、袋から出すとこんな感じです。これを半日ほどかけてゆっくり戻します。(急ぎの場合は30分ほど湯がくと戻るらしいのですが、ガス代もかかりますしこの方法がベストかと。)
私は50度くらい(お湯に手を入れて、ちょっと熱いなと思うくらい)のお湯につけて、約7時間で戻しています。この折れ曲がっている部分が戻りにくいです。ある程度戻ったら、戻りにくい場所をキッチンバサミでチョキンと切って、水に触れやすくすると良いかも。長いので、パスタをレンジでチンする容器を使用していますが、折ってつけても良いと思います。大きさによって戻る時間は多少異なります。戻るとしっかり水分を含んで白っぽくなります。↓断面はこんな感じ。
サラダ、スープ、炒め物…何にでも使える!
戻した湯葉は色々な料理に使えます☆
まず試してほしいのはサラダ!サラダに使うときは、戻した湯葉を適当な大きさに切ってから、沸騰したお湯に入れて5分ほど茹でます。水を切ったら出来上がり。
今回はたっぷりのレタスと一緒に、ドレッシングをかけて。シンプルに鰹節とおしょうゆだけで食べても良いかと♪サラダにたんぱく質がプラスされて栄養バランスも格段に良くなります。
食べてみると…美味しい!!しっかり戻っているので乾燥湯葉だったとは思えない!肉厚で食べ応えがあって、サラダのトッピングとしてはとっても豪勢です。大豆の香りが強くないからこそ、ドレッシングにも合うし、例えばマヨネーズとかシーザーサラダなどにしても良い!!
これはお味噌汁に!戻した湯葉を適当に切って他の具材とともにお鍋に入れるだけ。お味噌汁との相性は言うまでもなく抜群。お味噌汁の定番の具として豆腐を使う人も多いと思いますが、これは変化球でお勧め☆湯葉のお味噌汁って贅沢な感じがしませんか(^^)
ぜひ作ってほしいのがシチュー!!(すみません、見栄えが良くないのですが…笑)たっぷりのキャベツと一緒に、こってりシチューにしました。湯葉にクリーミーな味が絡みついて美味しさ倍増。生湯葉では決してできない調理法で、こってり系の味でも負けていません。お肉を使うよりも上品な仕上がりで、とても美味しいです。
これはかぼちゃと野菜の炒め煮。具材は小松菜と人参、ひき肉を加えています。今回は炒め煮にしましたが、普通の炒め物に入れてもいいし、煮物に入れてもOK。荷崩れしないので安心ですし、一度戻したものを使うので火も通りやすく簡単に調理可能です♪
中国の乾燥湯葉、というとなかなか手を出しにくい人もいるかもしれません。でもこれは本当にお勧め(*^^*)美味しいし栄養抜群。嫌いな人もおそらくあまりいないのではないかなと思います♪戻すのに少し時間はかかりますが、調理自体の時間は短いので、夕方バタバタすることもありませんよ(*'▽')