海外のマニアチックな食料品が集まる上野の地下街で買った中華味噌、香其醤(シャンチィジャン)です。パッケージからは中身を想像できなかったのですが、中身は100gほどでまぁ使い切れるだろうと買ってみました。これがとっても美味しくて♪私の場合の使い方や香其醤の味をご紹介します。
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中国の合わせ味噌、調味料が入り”中華っぽい味”になっている
香其醤は「シャンチィジャン」と読むそうで、中国の合わせ味噌です。原材料を見ると「大豆、食塩、玉ねぎ、長ネギ、しょうが、大豆油、香辛料(山椒、八角、シナモン、唐辛子)」と書かれています。
日本の普通のお味噌というよりかは、お味噌をベースにした調味料という感じでしょうか。香辛料の山椒、八角、シナモン…あたりは中華料理によく使われる「五香粉」を連想させます。この山椒は日本の山椒ではなく、中国で使われる花椒でしょう。シナモンは、カシアだと思います。袋だと使いづらいので空き瓶に詰め替えてみました。思ったより油が多い。でも何だか美味しそうな中華料理の香りがします。舐めてみると、辛くなくて(油がラー油のように見えてもっと辛いかと思ってた。)美味しい!唐辛子は入っているようですが少量で、これなら子どもも大丈夫そうです。野菜が入っているからなのか、お塩の強さがガツンと来るわけではなく、これだけで味が完成されています!ちなみに…「香其醤」はほとんど辛みが無いタイプですが、「香其辣醤」は唐辛子が多く結構辛みが強いようです。
炒め物の仕上げに、そのままディップソースとしても使える
香其醤は中華の味と香りのするお味噌なので、まずはシンプルな炒め物の仕上げに使ってみました。これはキャベツと卵、ブロッコリーの炒め物。ごま油で炒めて火が通ったら、お味噌とお酒を混ぜたものを回しかけて、塩コショウを。アクセントに四川風調味料のガンラーをかけてみました。お味噌のコクと旨味で美味しい~!
豚ひき肉と残り野菜の炒め物にも。今回は香其醤に少しみりんを加えて若干甘さのある仕上がりに。少し和風な感じになるかな?ホイコーローっぽさもある。香其醤を入れた後は焦げやすいので注意。塩コショウを少し加えた方が味がキリっとします。
このお味噌、もちろんそのままでも味わえます。大根サラダにかけてみました。香其醤を乗せた後に、ごま油と白ごまをプラス。これ、もっと大根があっても良かったかも…。香其醤、そのまま食べると結構味が濃いです。でもその分たくさん野菜が食べられます!
↓ほとんど見えないけど…きゅうりのディップソースにも使ってみました。香其醤とマヨネーズを和えただけですが、とっても食べやすくなります。日本のお味噌よりも角が無くていいなぁ。塩分も少し控えめかな?(油は多いけど。)
今回買った香其醤は小袋タイプだったのであまり色んな料理に使えませんでしたが、これで味噌ラーメンや味噌鍋を作っても美味しいと思う!単純にお味噌の代用品として使うのではなく、お味噌+調味料が含まれているので、これだけで基本的なお味噌料理は出来てしまうかも♪