よくローストビーフに添えられている「ホースラディッシュ」。我が家の食卓にはローストビーフなんて出ないので使う機会は無いのですが…、他のチューブの薬味と同じ価格でお安かったので初めて買ってみました。ホースラディッシュの味から使い方を模索。これ、実はとっても万能なものだという新発見です!!
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ホースラディッシュ、実は多くの人が日常的に食べている
ホースラディッシュはたくさんの呼び名があります。標準の和名は「西洋わさび」、別名「山わさび」「わさび大根」「野ワサビ」「根わさび」、また西洋料理では「レフォール」と呼ばれることもあります。
日本では明治時代から栽培され、特に北海道などの冷涼な地域で育てられています。実は私たちがお寿司などでよく使う緑色のワサビ(本わさび)よりも育てやすく収穫しやすいことから、チューブのワサビや粉ワサビの原料としても使われます。
これは(↓)我が家の冷蔵庫に入っていた、チューブのワサビ。箱を捨ててしまったので原材料は確認できなかったのですが、「本わさび入り」と書かれていますよね、これは本わさび(緑色のワサビ)が入っていますよ、ということ。ちなみに「本わさび使用」と書かれているのは半分は本わさび、「本わさび入り」と書かれているのは「50%未満」しか本わさびは使われていないんだそう。ベースとなるのは高価な本わさびではなく、実は西洋わさび、つまりホースラディッシュだったんです。私たちは知らず知らずのうちにホースラディッシュを日頃口にしていたんですね。これは、衝撃の事実…(;'∀')!
ホースラディッシュはマイルドな辛みが特徴、味はわさびに似ている
ホースラディッシュは主に根茎の部分を食用にし、色は白っぽく黄色がかっています。ツーンとした辛み成分は、からしや本わさびと同じ「アリルイソシオチアネート」。刺激的な辛さが特徴ですがワサビよりも若干辛みが穏やかで、同じアブラナ科である大根に近いことからわずかに酸味があります。効能として抗菌作用、がん予防効果や血栓防止の効果も期待できます。
このホースラディッシュ、ローストビーフに添えられる薬味として有名です。パッケージを見てみると薬味として「ローストビーフ、ステーキ、チキンソテー、焼肉、お刺身」、その他に「ドレッシング、マヨネーズ、ソースなどに」と書かれていました。なるほど、和食にも洋食にも合うようですね。
早速チキンソテーにつけてみました。これは、何も下味をつけずに焼いたもの、ピンクソルト(岩塩)とホースラディッシュのみを付けて素材を味わってみます!辛みを警戒し、ちょんちょん。これは…辛いけど、そこまで辛くないかも!確かにツンとした辛さはわさびに近いのですが、わさびよりも食べやすいです。風味はしっかり感じるので薬味としての役割はきちんと果たしています!わさびの辛さが苦手な人には凄く良いかもしれない☆
いつもはわさび醤油をつけるアボカド。今回は、わさびとホースラディッシュ、両方出して食べ比べを楽しんでみました。なるほど、味はそっくり!大きな違いは、辛みの差だということがよく分かります。
これは、マスタードの代わりにドレッシングに混ぜてみました。マヨネーズをベースに、レモン汁、ホースラディッシュ、砂糖と塩で味を整えました。(トッピングはぶぶあられです。) ホースラディッシュを加える量によると思いますが、爽やかな辛みと酸味が加わってさっぱりとしたサラダになります!メインが脂っこいものなら、特に合いそう。
実は普通のわさびってなかなか減らず余ってしまうことが多かったのですが、ホースラディッシュは辛すぎないことから活用の幅が広がる気がします♪ シューマイやウインナー、お刺身につけたり、ディップソース、お茶漬けにもよさそう。使い勝手を考えるとわさびを超えるかもしれない!最初は、使えないかな…と思っていたけど、これは楽しく色々使えそうです(*´▽`*)ホースラディッシュ、ぜひ試してみてください☆
本当のわさびはこちら↓