これまで調味料は色々な種類を試してきましたが、塩だけは特にこだわりを持って選んでいませんでした(>_<)。先日大好きな茂蔵に行った時に見つけた「沖縄の塩シママース」。お手頃価格で沖縄の塩を試せるのは良いなと思い、初めて購入してみました。一般的な食塩と比べて、ミネラルたっぷり♪粒が大きく、まろやかな味が特徴です。シママースについて、製法や味などを詳しく紹介したいと思います。
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天日塩を沖縄の海水で溶かし、煮詰めて作った塩。シママースとぬちまーすの違いは?
「沖縄の塩シママース」は、関東を中心に展開しているお豆腐屋さん「三代目茂蔵」の商品。(★参考:これまでに紹介した三代目茂蔵の商品はコチラ。)茂蔵は豆腐や大豆製品はもちろん、ヘルシーなおやつや乾物、調味料など幅広く販売しています。今回のお塩はオンラインストアでも取り扱いがある商品です。
パッケージには「じっくり煮詰める平釜塩」「メキシコまたはオーストラリアの天日塩を沖縄の海水で溶かし、平釜でじっくり煮つめ、時間をかけてつくりました」「原料:天日塩(メキシコ、オーストラリア)、海水(沖縄県産)」と書かれています。
シママースは「島」の「塩(マース)」という意味で、沖縄で昔から作られてきたお塩のことです。戦後に沖縄が日本に復帰した後、塩専売法が規制され伝統製法が禁止。沖縄の海水だけで作る塩は許されず、天日塩を加工する方法なら許可が下りたことで誕生した塩で、「シママース」として販売。その後1997年に沖縄の海水だけで塩を作ることが許され、こちらは「ぬちまーす(「命(ぬち)」の「塩(マース)」)」など海水塩として販売されています。
シママースとぬちまーすは、価格と栄養価が違います。シママースはスーパーなど身近なお店でも販売され、1キロ数百円とお手頃。一方でぬちまーすは専門店などでしか販売が無く、1キロ数千円と高額です。ただぬちまーすは、ミネラル豊富なシママースよりも更に栄養豊富かつ栄養価も高く、塩分相当量が低いことで健康志向の人に特に人気があります。
シママースの栄養成分:カルシウム、カリウム、マグネシウムが豊富! 粗塩で甘さを感じる味
茂蔵をはじめ多くのシママースは、メキシコやオーストラリアで作られた天日塩を沖縄の海水で溶かした後、再度結晶して作ります。平釜でじっくり煮詰めて時間をかけて作っているため、ミネラルが豊富に残っています。
茂蔵のシママースの100g当たりの栄養成分は下記の通り。※茂蔵のオンラインストアに載っていたものです。エネルギー:0kcal、たんぱく質:0g、脂質:0g、炭水化物:0g、ナトリウム:36.48g、食塩相当量:92.72g、カルシウム 290mg、カリウム 80mg、マグネシウム 190mg。
一般的な塩100g当たりの栄養成分と比較して大きく違うものを挙げると、カルシウムが20mg、カリウムが100mg、マグネシウムは18mg。シママースはこれらの値が多いため、骨の強化、むくみ改善、心疾患や高血圧予防にも効果があります。茂蔵ではないシママースも栄養成分はほとんど同じでした!
シママースをちょっと舐めてみると…おお、なるほど!!粗塩で、存在感あり☆しっかりしょっぱいのですが、とても美味しい。甘さがあるというか、旨味がある気がします。これはお塩を活かした料理が生きます( *´艸`)。漬物、炒め物、汁物…何でも使えますが、揚げ物などつけ塩としても美味しいです。ご飯との相性も抜群。↓塩が見にくいですが…ご飯の甘さが引き立つため、お赤飯やおにぎりによく合います♪あとは、パン作りにもシママースは重宝されており、バターや砂糖にも負けない塩の美味しさが引き立つようです。
シママース、茂蔵のお蔭で気軽に試せてよかったです(*´▽`*)。塩は日々の料理に使うものなので、手軽に買えるシママースは有難いですし、なんといってもミネラル豊富なのが嬉しい!美味しいお塩なので、シンプルな味付けにも自信を持って活用できそうです☆「塩なんて安いので十分だし、どれも同じ」と思っている方、是非試してみてほしいなと思います♪
◎↓シママース、いくつか載せておきますね!
◎↓こちらはぬちまーす。高価ですが、塩分量などが気にする方はこちらもどうぞ~。