魚屋さんに行くと、ワカメや海藻などが置かれたコーナーに陳列されている「おきゅうと」。ずっと何だか分からないままだったのですが、思い切って買ってみました。長年の謎、「おきゅうと」に迫ります!
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おきゅうとの正体は、海藻を固めたもの
関東で生まれ育った私は「おきゅうと」が食卓に出たことは無かったのですが、博多名物として福岡では定番の食材なんだとか。朝食や居酒屋さんのお通しとしても出されるそうです。
このおきゅうと、エゴノリや沖天テングサを煮溶かして裏ごしし冷やし固めて作られます。(私が購入したおきゅうとにも原材料は確か「天草」と書かれていました。)
パッケージを開けると、海藻の匂いがします。一見こんにゃくのように見えますが、そこまで弾力はありません。早速包丁でカットしてみます。固くなく実に簡単に切ることができました。
おきゅうとの色々な食べ方、味は…まるでところてん!
まずはシンプルに醤油をつけて食べてみます。かつお節やショウガを添えることが多いようですが、今回は(たまたまあった)柚子胡椒を。
わわ、まるでところてん!(ところてんも天草から出来ているため、当たり前と言えば当たり前かもしれません。)でもところてんよりも磯の香りが強い気がします。柚子胡椒と醤油、相性抜群でした!
ごま油、ラー油、酢、砂糖、醤油で中華風の味付けにしてみました。(見にくいですが、ちょっとオシャレに切りたかったので、ポテトカッターで切ってみました。ポテトカッターについてはこちらをどうぞ!)
ラー油合います☆お酢を多めに入れて、ラー油ではなく七味唐辛子でもきっと美味しい(むしろところてんに寄りつつある)!
こちらは長細く切ってサラダのトッピングに!
すりごまとマヨネーズ、レモン汁と砂糖を少々混ぜたものをかけ、ちょっぴり洋風に。これはこれで美味しいのですが、和風の味付けの方が合うかもしれません。本当、ところてんをイメージしてもらえれば分かるかと(^▽^;)
正直「絶品」という訳ではありませんが、口がさっぱりするので箸休めにもちょうど良いですし、これからの蒸し暑い季節にもピッタリだと思います。カロリーもほぼ無いためダイエットにも良し!100円程度でお安いので、気軽に博多の味を試してみてくださいね。