魚屋さんで見つけた「真鱈子」。約200円という価格に惹かれ、扱ったことも無いのに購入してみました。これがとても美味しかったのでご紹介します♪冬の今の時期が旬。スーパーでも売っているので見つけたらぜひ手に取ってみてください(*'▽')
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普通のたらこ(スケトウダラの卵)よりも、真鱈子は安くておススメ
私たちが普段よく目にする”たらこ”は一般的にはスケトウダラの卵巣を使ったものを指します。ちなみに”明太子”も同様です。※たらこと明太子の違いは、もともとたらこはタラの塩漬けのことをさし、明太子は韓国で作られている唐辛子を含んだ調味料で漬け込んだもの、から来ています。(韓国ではスケトウダラのことを「明太」という→そこから明太子に。)90年くらい前に博多で辛子明太子が作られるようになり、日本でも明太子が広がっていきました。簡単に言えば、たらこ=しょっぱい、明太子=辛い、という違いです。
真鱈子はスケトウダラよりも価格が安く、この時期大きいものが出回ります。私はカットされているものを買いましたが、まるまるをしたまま売っていることもあります。(もし買うならぜひ大きなものを!笑)真鱈子をあまり買う人がいないのは、その見た目ともいわれているそう。確かにこのビジュアルはちょっと勇気がいるかも。もっと黒っぽいものもあります。
保存がきいてアレンジ自在の「醤油漬け」の作り方
今回は新鮮なものだったので、醤油漬けに!(あとは煮つけ(花煮)にしても美味しいよう。)これなら一週間ほど保存がききます。美味しかったのでレシピをご紹介♪
材料
・真鱈子 …200g
・酒 …大さじ1/2
・しょうゆ …大さじ2
1、塩(分量外)をたっぷりとかけ、冷蔵庫で1時間寝かせます。
2、流水で塩を軽く洗い流し(カットの部分はそ~っと。塩によって引き締まるので、流れ出ることは無いです。)、キッチンペーパーで水分を取ったら中の卵を取り出します。
3、卵をタッパーに入れて酒とお醤油を加えて軽く混ぜ合わせます。
2日後、出来上がり!(1日後でも食べられますが、少し置いた方が水分を吸って食感が良くなるよう。)
小さな粒粒が見えますか?キラキラです(*^^)v食べてみると…おお、美味しい!市販のたらこは出汁やお砂糖も入れますが、これはシンプルな醤油漬け。味わいもとてもシンプルです。でも手間なく簡単に作れるのは魅力の一つ☆雑味がなく、しっかりと真鱈子の味を感じられます。(4歳息子はちょっと苦手だったよう。少し大人向きかな?)真鱈子は味が劣るという人もいるようですが、私はこれはこれで十分アリだと思います♪
ホカホカご飯に乗せて。これは最高です!!一杯軽く食べられます。マヨネーズやバターをプラスしてもさらに美味しい。パスタに合えたり、サラダにしても絶対良い!アレンジは市販のものと同様に幅広く使えます。この量をこの価格で作れるのは真鱈子だからこそ。気軽にたっぷり調理に使うこともできます。
次回見つけたら私は迷わずまた購入します(しかも大きいものを)!!お安く美味しい、酒の肴としても最高ですよ(^^♪