コープで安くなっていた「タンメン」を、深く考えないまま購入しました。届いた商品を見てみると…「これはなんだ?」状態(笑)。生の中華麺+スープの素が付いていたのは良いのですが、「お好きな具材と一緒にどうぞ」と書かれており、一体何を具材にしたらいいのか分からず。「タンメン」ってよく聞くけれど、一体どんな料理なのか、改めて調べてみることにしました。
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タンメンはラーメンと違う!野菜たっぷりの中華麺
タンメンは関東で誕生した麺料理。中華料理店のメニューに記載されている、関東では一般的に親しまれている料理です。(私関東人ですが、知らなくてごめんなさい…!(^^;))
ラーメンと混同しがちですが、多種多様なスープの種類があり具材はチャーシューなどの肉が多いラーメンと異なり、タンメンは中華鍋で作ることが多く具は煮込んだ野菜がメインなのが特徴です。タンメンの具として多く使われるのが、豚肉、キャベツ、もやし、ニンジン、きくらげ、ニラ、玉ねぎ。最初に肉と野菜を軽く炒めてからスープで煮て、茹でた中華麺を加えたものがタンメンです。スープは鶏がらがベースになっており、味は塩ラーメンによく似ています。
タンメンが生まれたのは戦前戦後の時期。発祥のお店、と名乗っているお店もあるそうですが、あまりはっきりはしていないようです。
スタンダードな具材を加えて、タンメンを作ってみました。わぁ、確かに塩ラーメンに似てる!でも野菜が多いところは長崎ちゃんぽんにも近いかもしれない。
こちらは豚ひき肉ともやし、コーンで作ってみました。基本の具材でなくても普通に美味しいですし、冷蔵庫に残っている野菜などを放り込んで作っても何の問題もないです☆
超簡単!基本のタンメンのスープのレシピ
市販のタンメンのスープを使っても良いのですが、タンメンのスープは実は家でとても簡単に作れます。鶏がらスープの素があればそれだけでほぼ完成。あとは好みでアレンジが利くので、家にある調味料をちょい足しして楽しんでも良いと思います。
材料(2人分)
・水 …1000㏄
・鶏ガラスープ …大さじ2
・塩コショウ …少々
(アレンジバージョン)
・基本のスープ+お酢を少々
・基本のスープ+ラー油を少々
・塩コショウの代わりに、味噌または醤油
野菜などの具材を入れる場合は、先に軽く炒めてからスープを投入し、別茹でした中華麺と合わせて出来上がりです。
中華麺がスタンダードですが、うどんでもOK(このあたりで、もはやタンメンでは無くなりますが)。そうめんを使ってにゅうめんにしてもいいし、お蕎麦でも美味しい。この際麺を入れずに、ただの野菜スープでも間違いなく美味しいです。笑笑
タンメンって、難しいようでとっても簡単で誰でも作れる料理です。美味しく健康的な麺料理、主婦としてはとても嬉しいレシピだと思います~(^-^)