こんな真っ黒な大根を見つけました!表面はガサガサで乾燥している感じ。細長くてちょっとごぼうのようにも見える?見た目のインパクト大!味もインパクト大、でした(笑)黒長大根の特徴や使い方などをまとめてみました。
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黒長大根(黒大根)は水分が少なく辛め、生だとキツイかも
黒大根の品種はいくつかあり、この黒長大根は細長いごぼうと普通の大根の中間位の大きさの大根です。近い品種に黒丸大根があります。まん丸ですが味もよく似ていて調理法はほぼ同じなのですが、黒丸大根は実はラディッシュの一種です。黒長大根も黒丸大根も日本ではとても珍しく直売店などでしかお目にかからないのですが、ヨーロッパではとてもメジャーでスーパーで普通に売っているとか。
特徴としては、まず皮が真っ黒であること。表面はガサガサで大根ではないような触り心地。普通の大根の皮は食べない人が多いと思うのですが、この大根は是非この特徴的な皮も味わってみてください。
黒大根は切ってみるとまた少し驚きます。切った時の手ごたえが大根と違う…、シャキッとした感じではなくサクっとした感じ(上手く表現できない(;'∀'))。水分が少なく身が詰まっている印象です。それから色。外は真っ黒なのに、中は真っ白!このコントラストは美しいとさえ思えます。
黒大根の味は「辛い」のが特徴です。その辛さは辛味大根ほどではないと言いますが、私はどちらかと言えば辛いのが苦手なので大根おろしにする勇気は出ず。サラダにするなら薄切りにして少量トッピングする程度が良いのではないかと思います。
浅漬けにするとほど良い辛さに!加熱すると辛みはほどんど感じない
黒長大根を美味しく食べるなら浅漬けがお勧めです!先日、辛味があるのが特徴の大根紅葉スティックの時も作りましたが、とりあえずこれで辛みは抑えられ、色もはっきりと出てとても綺麗です。適当に切った大根をタッパーかジップロックなどの密閉袋に入れて、黒長大根11/3(白い大根でいうと1/4くらい)に対して、お酢大さじ2、塩小さじ1、砂糖40gを入れて1日~2日程つけて出来上がり。
黒長大根は比較的辛味が強めの大根なので、浅漬けにしても辛味は残ります。小さな子どもはちょっと食べられないかも?でも辛味のレベルはだいぶ下がるのでとても食べやすく、この辛味が結構クセになります!市販の漬け物ってこういう辛味があるものは少ないので(唐辛子で辛くしてる漬け物はあるけど)、新鮮かも☆
黒長大根を買う時にお店の人におススメの食べ方を聞いたら「きんぴら」にすると良いとのことだったので、きんぴら風炒め物にしてみました。彩りのために小松菜も少しプラスして、カットした大根をごま油で炒めたら、しょうゆ・みりん・砂糖各大さじ1を合わせたものを加えて出来上がり。今回は七味唐辛子の代わりに四川風調味料のガンラーをかけてみました。食べてみると、確かに美味しい!大根に水分が無いので炒め物にとても向いています。歯ごたえも適度に残り、辛みはほぼ感じません。きんぴらという感じはあんまりしませんが(笑)、確かに納得のお勧めレシピでした。
黒長大根は煮崩れしにくいため煮物にも向いていますが、炒め物の方が向いているかな?と思います。食感がやや硬めなので火を通し過ぎてもくたっとならないし、黒い皮との色味もしっかり出て面白い。(↓赤い大根の紅葉スティックと一緒に炒めたら少し色が移ってしまいました(;・∀・))
辛味が強い見た目もびっくりの黒長大根。なかなかお目にかかれない野菜ですが、見つけたら是非手に取ってみて普通の大根との違いを実感してみてください(*^▽^*)大根って色んな種類があって本当に面白いなぁ。