青大豆はご存知ですか?大豆とは違う、緑色が綺麗なちょっと珍しい品種です。今回乾燥した生の青大豆を初めて購入しました。出汁で煮た「ひたし豆」は有名ですが、今回は息子が好んで食べられるよう少し甘めに、そして作る工程をきわめて減らした方法で煮たら…大成功☆レシピもご紹介します。
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栽培が難しく、あまり流通していない青大豆
青大豆は、その名の通り青い品種の大豆です。大豆は熟成する前に収穫すると枝豆となりますが(そうでした…ビックリですよね)、青大豆は熟しても綺麗な緑色のままでとても綺麗です。ただ青大豆は栽培が難しく病気にかかりやすいという難点があります。実のなり方も地面に近く収穫が手作業であることから、あまり作られていないのが現状。私は豆類がそろっているお豆腐屋さんで購入したのですが、スーパーでも見かけるのは少ないです。
甘くて美味しい、でも脂肪が少なくヘルシー
青大豆は大豆と比べると少し大きめ。タンパク質などの栄養価はほぼ同じですが、脂肪分が普通の大豆より半分近く少なくヘルシーなのが特徴。それなのに食べてみると甘みが強く旨味も濃縮され、とても美味しいです。
ちなみに私は青大豆で作られた市販の「ひたし豆」を買ったことがあります。これは東北・信越地方に伝わる郷土料理でたっぷりのだし汁につけられており、ご飯に混ぜたり、おつまみとしてもよく食べられるんだとか。おせち料理にも数の子とあわせて「数の子豆」として出されるんだそうです。
簡単で美味しい!青大豆を使った煮豆
市販の「ひたし豆」、私が食べたものは食感が比較的しっかりして出汁がきいていてとても美味しかったのですが、我が家の夫と息子はあんまり好まない味で(;^_^A (おそらく記憶にも残ってないでしょう。) 今回は別の味付けに挑戦してみました。
私は黒豆が好きで時々煮るのですが、私が作る場合甘さを控えめにして作ります。今回はそこからヒントを得て、子どもでも食べやすい少し甘い煮豆にしてみました。ちなみに出汁で煮た「ひたし豆」の方が緑色が綺麗に出ます。こちらはちょっと茶色がかった煮豆になります。
材料
・青大豆 …200g
・砂糖 …100g (青大豆の1/2)
・水 …500㏄ (青大豆の2.5倍)
・塩 …少々 (パラパラ程度)
・しょうゆ …少々 (小さじ1程度)
作り方
1、青大豆に分量の水を加えて一晩浸します。
2、↑このお豆が水を吸い↓こんなに大きくなります。2倍か3倍くらいになったかも?!そこに砂糖、塩、醤油を加えて混ぜて火にかけます。(私が使ったしょうゆは、丸大豆の濃い口しょうゆだったので、色が濃い目に出ちゃいました。)
普通のお鍋の場合は弱火で20分から30分ほど。私は圧力鍋で煮たので加圧時間5分弱、そのまま自然冷却させました。(アクがでますが、私はアク取りはしませんでした。普通のお鍋で煮る方法で、余裕があったら取っても良いかと思います(^^;)
出来上がりです!半日以上置いておいた方が味が良く染みます。
これ、3歳の息子がとっても良く食べてくれて!嬉しい~♪黒豆のように甘く煮ましたが、ほっくりとした感じはありません。食感は枝豆のようで少々歯ごたえがあります。こ、これは美味しい…(自画自賛)!!青大豆のレシピに迷ったら、ぜひお勧めしたいです☆
青大豆の美味しさに取りつかれ、また買いたくなったのになかなか売ってないのでガックリ。この青大豆を買ったお豆腐屋さんに足を運ぶ理由ができました(^▽^;)