たまたまスーパーで見つけた「さんぴん茶」。聞きなれないお茶でしたが、試しに購入してみました。飲んでみたら…あれ、これはジャスミン茶?でも実はちょっとした違いがあるようです。
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沖縄でメジャーな飲み物さんぴん茶は、ジャスミン茶に分類される
購入したさんぴん茶のパッケージを見てみると、「長寿県 沖縄で昔から飲まれている、ジャスミンの香りが特徴のお茶です」と書かれていました。さんぴん茶は沖縄では非常にメジャーな飲み物で、自動販売機やお店の多くで取り扱っているお茶です。ジャスミン茶は中国語で「シャンピェンチャ」(香片茶)というのですが、これが日本に伝わって、「さんぴん茶」と呼ばれるようになりました。つまりジャスミン茶と基本的には同じものなのです。
実はジャスミン茶は、「ジャスミン」という茶葉から作られるわけではありません。お茶にジャスミンの香りを付けたものをジャスミン茶と言い、中国では主にウーロン茶をベースに作られています。中国のジャスミン茶は味と香りが少々強めなのが特徴で、ジャスミン茶にミルクを入れて飲んだり、他のお茶とブレンドして飲まれることも多いよう。ジャスミン茶と言っても、元となるお茶の品質やジャスミンの香りづけの程度などで値段はピンキリだそう。
ジャスミン茶は私たち日本人にも比較的なじみはありますが、正直好き嫌いは分かれますよね。実は私はちょっぴり苦手です…(^▽^;)実はさんぴん茶は、本場の中国のジャスミン茶よりも日本人にとって飲みやすく調整されています。
ベースとなるお茶は緑茶。香りはやさしめで、ストレートで飲む日本人に合わせて作られているみたいです。じゃあ、私もおいしく飲めるかな?
味は若干まろやかなジャスミン茶
早速お茶を作ってみました。
私が購入したさんぴん茶はティーバッグタイプ。水でもお湯でも簡単に作ることができるものでした。もし茶葉で購入したのなら80℃で蒸して飲むと美味しいよう。一般的なお茶と飲み方は同じです。
色はうすめ、でもさわやかなジャスミンの香りがしっかりとします。うん、なかなか美味しいかも!
3歳の息子もゴクリ。
以前ペットボトルのジャスミン茶を「すっぱい」と言って飲まなかった息子ですが、さんぴん茶は「けっこう、美味しい」となぜかクセになったよう。「麦茶ちょうだい」と言われたので別のコップに入れてあげたら、交互に飲みはじめた息子。「こうやって飲むと、すっぱくなくておいしいの。」と通な飲み方?をしていました(これは中国流の飲み方に近い?!)。
さんぴん茶は、ジャスミンの香りでとてもリラックス効果が高いお茶です。若干カフェインが含まれていますが、紅茶やコーヒーほどではないため、子どもも少しなら大丈夫でしょう。豊富なカテキンが含まれ健康茶として沖縄で親しまれているさんぴん茶、もし見かけたらぜひ飲んでみてくださいね。