先日スーパーで見つけたうま味だし「ハイミー」。使ったことが無く見たことも無かったので、試しに買ってみました☆味の素から出ている商品で、発売開始は昭和37年だということでビックリ!そして使ってみると、うま味の強さに再度ビックリ!!お馴染みの味の素よりもやや価格は高いですが、料理にはごく少量で済むのでコスパも良いです(∩´∀`)∩商品の特徴や使い方を詳しくまとめました。
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昆布、かつお節、干ししいたけのうまみ成分を凝縮させたうま味調味料 昭和37年に誕生!
私はハイミーのことは全く知らなかったのですが、昭和30~50年代にはテレビCMで長く放映されていたことで、一定の層には認知度が高い商品とのこと。昭和30年代と言えばうま味調味料が知られ広がっていった時期でもあります。少し時代をさかのぼりますが…。当時4つの基本味と言われた「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」とは違う、もう一つの「うま味」があることを医学博士が発見。昆布だしの研究に取りかかります。昆布だしの味成分がグルタミン酸というアミノ酸の一種であることを発見し、この味を「うま味」と命名したのが1908年のことです。そこから世界初のうま味調味料「味の素」が1909年に誕生。そして昆布だしだけではなく、うま味のかけ合わせとしてかつお節と干ししいたけのうまみを組み合わせた、複合調味料「ハイミー」が誕生しました。(味の素の会社の沿革、ちょっと面白いです(^^))
ただ単に味の素を濃くしたのではなくて、色んなうま味を組み合わせた調味料ということなんですね~
ちなみに、うま味の強さは「味の素」の2.5倍だそう!!
ハイミーは昆布、かつお節、干ししいたけのうまみ成分でできているというのは、それらが原料という意味ではなく、その言葉のごとく3種のうまみ成分でできているということ。うまみ成分自体は、さとうきびの糖蜜から発酵菌の働きにより作られているようです。→詳しくは味の素のHPへ。
それから↓ここにも書いてありますが、賞味期限はありません!!食品衛生法、賞味期限表示の省略ができる条件「品質の変化が極めて少ないもの」に該当するため、賞味期限を表示していないとのこと。買っても使い切れずに賞味期限が切れてしまう…というズボラさんにもぴったり(笑)。
使う目安:煮汁600mlに対して小さじ1/5〜1/3、汁物600mlの水に1/5〜1/4程度 =超少量でOK!!
さて気になるハイミーの中身ですが、白い細長い形の結晶のよう。においはありません。ほんの少しペロッと舐めてみると…美味しい!!確かに旨味の塊です。強い旨味とコク、とのことですが、変なクセや塩気が無くどんな料理でも使える感じ★
注意すべきなのはその量!!
目安として書かれていた分量は、たとえば煮物なら煮汁600mlに対して小さじ1/5〜1/3。汁物なら、600mlの水に1/5〜1/4程度。「分量はいつもよりシビアに、入れすぎ注意」とHPにも記載がありました。量さえ押さえれば、顆粒だしと同じように使えます♪お味噌汁、お吸い物、スープ、煮物、酢の物、炒め物などなど、何でもOKです!
最初のうちは、きちんと計量するのがやっぱり良いかも。私が買ったものは袋入りのパッケージで、開け口は結構大きめ。注意していないと、ざばっと出てしまうので要注意です。
↑本当に少量で大丈夫♪あくまでもこれは”うま味”なので、塩やしょうゆなどいつも使っているような調味料と組み合わせて使ってみて。
もやしとさやいんげんの炒め物に加えてみました。いつもよりもやっぱり良い☆シンプルな味付けでも、しっかり美味しくなります。
汁ものだと旨味が分かりやすいです◎↓担々麺風の豆乳スープに!いつもは顆粒の鶏がらやダシダを使いますが、今回はハイミーを少々。こっちの方がやや和食に仕上がるかも。でもあえて中華風、洋風料理を使う時にバンバン使っても(あくまでも少量!w)美味しくなります(*^^*)
こんなにもうま味がギュッと詰まっているなんて、ちょっと感動的◎一袋あれば、あらゆる料理に使えますし、使う食材が少なくても、奥深い味付けが叶いますよ!!