ガイヤーンはタイの焼き鳥料理。カルディなどの輸入食品を扱うお店でガイヤーンの素も売っていますし、家でも作れる料理です。
鶏肉って安くて買う人は多いと思いますが、作るレシピって限られてしまうもの。いつもとはちょっと違う鶏肉料理、試してみませんか?
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ガイヤーンってどんな料理?
ガイヤーンは、タイ語で焼き鳥のこと。「ガイ」が鶏、「ヤーン」は焼くという意味で、特にタイの東北地方でよく作られる家庭料理です。
本場ではナンプラーとニンニク、スパイスをきかせた甘辛いたれに付け込んだ鶏肉を、炭火でじっくり焼き上げます。外はカリッと中はジューシー。タイでは屋台の定番料理で、もち米を添えて提供しているお店がほとんど。パクチーやきゅうり、ニンジンやインゲンなどの野菜を添えたりもします。
市販のガイヤーンのたれで作ってみる
ガイヤーンのペーストは意外と色々売っています。メーカーによって味が違うのかな?と思い、私は2種類を試してみました。
こちらはカルディで売っていたガイヤーンのペースト。
鶏もも肉1枚に対して25gのペースト×2回分で、確か100円ちょっとだった気がします。
このペーストの味は、カレーパウダーが多めに入っていたのか、グリーンカレーに近い甘辛い味でした。
こちらは近所のスーパーで売っていたペースト。
こちらは、甘辛い漬け込みタレと、ナンプラーと唐辛子とレモンが効いたつけダレが別になっていました。これも2回分入って、定価は分からないのですが特売で100円以下で買いました。
こっちの味の特徴は、カレー風味はあまりせず、つけダレが結構なアクセントになっていました。
同じガイヤーンでもやっぱり印象は違うかも!私はグリーンカレー風味の気に入ったので、緑のパッケージの方が好みかなぁ~
焼き方を変えて作ってみた
市販のタレを使って、どうやったら美味しくできるかなと試行錯誤。基本の作り方は、漬けダレに漬けた鶏肉をフライパンで焼くだけで出来上がりですが、やっぱりフライパンだとちょっと味気ない感じもするんですよね。
作り方通りに鶏肉一枚で焼き、カットしたバージョンです。
…肉汁でちゃいました。
こちらはあらかじめ一口大に切った鶏肉を漬け込んで焼きました。
こっちの方が短時間で中まで味がしみ込みます。
タレがちょっと余ったので、野菜を一緒に炒めて大皿に盛ってみました。
パッケージの写真とは遠ざかっております。笑
こちらは豚肉を使って焼き豚風に作ってみました。
ガイヤーンのペーストに豚のかたまりを漬け込んで、じっくり焼きました。我が家のグリル、大活躍。
(参考までに…この「ロティサリーグリル&スモーク」に関する記事はこちら!)
カットするとこんな感じです!
中まで味がしみ込まずにちょっと失敗…
これはこれで美味しかったのですが、やっぱり鶏肉の方が美味しくいただける気がします(そりゃそうだ)。
家で作る方法、これが一番美味しい作り方!
市販のペーストを試した後、自分で作れないか調味料を配分した結果、一番美味しい食べ方にたどり着きました。
本場のガイヤーンとは多分ちょっと違っています…(^^; でも日本人好みの味で、白米がすすむ鶏肉料理になりました!!
材料
・鶏肉 …1枚
●オイスターソース …大さじ1
●カレー粉 …小さじ1
●ナンプラー …大さじ1
●砂糖 …小さじ1
●しょうゆ …小さじ1
●ニンニク(チューブ) …2センチ分
●ショウガ(チューブ) …2センチ分
・片栗粉 …適量
作り方
1、鶏肉を一口大に切る。
2、●を全て混ぜ、鶏肉を30分ほど漬け込む。
3、2の鶏肉に片栗粉をまぶしてフライパンでこんがり焼く。できあがり!
鶏肉は食べやすく味がしみ込みやすいように最初からカットし、旨味を逃さないように片栗粉でまぶすという工程をプラスしました。
漬け込んだ鶏肉をそのまま焼くよりも表面がカリッと仕上がります。
ちょっと唐揚げに近くなるかな?というか、これを揚げて唐揚げにしても絶対に美味しいです。
この配合にたどり着くまでに、我が家はかなり頻繁にガイヤーンを作りました(^^;
簡単で美味しくできますので、ぜひ作ってほしいレシピとなっています!是非是非!