水あめというと、どこのスーパーでも売っているのに意外と買ったことのない人が多い食材の一つだと思います。でもこれが一つあると、色んな昔懐かしの駄菓子などが簡単に作れるんです♪原材料は砂糖と水なので、余ったら大学芋や煮物等に使えばOKです(^^)

一瓶で色んな楽しみ方ができます(*^^)v
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砂糖と水で作れる水あめですが、市販のものは色々で実は奥深い
水あめは家庭で作る場合、手軽に水と砂糖で作ることができます(大さじ2の砂糖+大さじ1の水→レンジ(500w)で30秒ほどチンして混ぜて完成)。ただ市販のものはサトウキビや甜菜からつくられる砂糖とは異なり、穀物やイモ類などが原材料です。昔は米のでんぷんを、麦芽など穀類を発芽させたものを用いて糖化させ作りましたが、現在はさつまいも・じゃがいも・とうもろこしなどのでんぷんを用い、麦芽を用いた伝統的な製法と、普通のシュウ酸や塩酸でデンプンを酸分解してつくる製法の二種類があります。
パッケージを確認したら原材料は「水あめ」としか表記はありませんでしたが、安価なものなので、麦芽糖(「酵素糖化飴」と呼ばれる)ではなく、シュウ酸や塩酸でデンプンを酸分解したもの(「酸糖化飴」と呼ばれる)でしょう。名前はちょっと体に悪そうですが、そこまで悪いものではありません(^▽^;)麦芽糖の水あめは手間暇かけて作られるので多少高価ですが、試してみる価値はありそうです(今度見つけたらご紹介します~♪)。
子どもと一緒に楽しめる!水あめで作る駄菓子レシピなど
★ねりあめ
水あめがあったら、一回はやりたい食べ方。水あめはそのまま食べようとすると垂れてしまい食べにくいのですが、割りばしで水あめを練って空気を含ませるようにすると、少々固くなり食べやすくなります♪目安は少し白っぽくなるまで。2、3分頑張って練りましょう☆これ…地味に楽しいです(*´з`)
★水あめ入りミルクせんべい
駄菓子屋さんで売っている「ミルクせんべい」に挟んで食べるだけです(笑)。ちょっと上の世代の方は、紙芝居のお供と言えばコレ、という時代があったそうですね。余談ですが、私はミルクせんべいと言えば梅ジャム付きのものを連想したのですが、特に挟むものが付いていないものも売っているんですね~これなら色んなものを挟んだりできるし良い♪
あんまり挟みすぎると食べている間に垂れてしまうので注意。久しぶりにこれを食べましたが、素朴で美味しい!
★きなこ棒(きなこ飴)
駄菓子でお馴染みのきなこ棒、実はとても簡単に作れます。作り方は、きな粉と水あめを同量用意しよく混ぜます。今回はきな粉+黒ゴマのすりごま=水あめを同量で作りました!←おススメ!!
よく混ぜて塊にして、細長く伸ばしていきます。それを包丁でカットし、きな粉(砂糖などは入れなくてOK)をまぶします。出来上がり!
4歳息子、大喜びで食べていました◎素朴な味わいですが、止まらぬ美味しさ。きなこの栄養たっぷりで、やさしいおやつです。黒ゴマを入れると風味良く、また違った味わいで良いですよ(*‘ω‘ *)
★大学芋
私の実家では、水あめと言ったら大学芋、でした。照りっとしてとても美味しい大学芋です♪
(材料)
・さつまいも …1本
●水あめ …大さじ3
●水 …大さじ1
●しょうゆ …大さじ1/2
・黒ゴマ …お好みで
(作り方)
1、さつまいもは一口大に切り、水にさらしてしばらく置く。
2、水をよく切り、油を引いたフライパンでこんがりと焼く。(油を多めにして揚げ焼きにしても◎)
3、●をよく混ぜて2に加え、煮絡める。黒ゴマをちらして出来上がり!
息子がさつまいも好きでさつまいも料理は頻繁に作りますが、中でも水あめの大学芋は息子の大のお気に入りとなりました♪お弁当のおかずにも最適です。
水あめがもし余ってしまったら、砂糖の代わりに料理に使えます。特に煮魚や煮物はお勧め☆ただ上記で説明した通り水あめには種類があり、安価な水あめ(今回の私が買ったもののような…(^▽^;))はコクや照りが出にくいのは事実です。でも初めて使うのなら、高価なものではくお手軽な水あめから試すのも十分ありなんじゃないかなと思います♪