実は我が家、今年で結婚10周年。半年前の結婚記念日に錫の食器をもらいました。銀婚式や金婚式があるように、結婚10周年は銀婚式でお祝いをする風習があることから「錫」に関するものを夫が用意したようです。なかなか使う機会が無かったのですが、先日やっと使うことができました!お祝いの場や夫婦の記念日など、大切な日をお祝いするアイテムとしてぴったり。高貴で上質な錫の食器、本当にお勧めです☆

サプライズのプレゼントでした(*ノωノ)
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ざらざらとした錫の鋳物 重曹で磨くといつまでも輝いて美しい
錫の食器はとても珍しく、こちらは「能作」という鋳物の会社です。もとは仏具を作っていたようですが、今はこういった食器や建築金具や医療器具など幅広く作っています。鋳物は、砂で鋳型を作り、そこに溶かした金属を流し込んで、冷めたら型を壊して中のものを取り出し、仕上げをして完成します。表面がざらざらしていて、味わいのあるものが多いのが鋳型製品の魅力です。(学生の時に授業で鋳物を作ったことがありますが、結構大変で難しい!)
金、銀に次ぐ高価な金属として知られる錫。酸化しにくく 抗菌作用が強いという特性があります。食器として使うなら、レンジは使用不可。使用後は柔らかいスポンジで洗剤ですぐに洗います。光沢が鈍くなったら重曹を水で溶き、ペースト状にしたものを用いて磨くとまた輝きます。低温で錫が変質する可能性があるため、冷凍庫はNG。冷蔵庫の長期保管もNGです。重ねて保管するときは、紙や布を間に挟んで金属同士が擦れ合わないようにします。
冷たい料理や飲み物にぴったり 冷蔵庫に入れるとすぐに冷える!
錫は熱伝導率が高いため、食器を冷蔵庫に数分入れておくとすぐにとても冷たくなります。冷たい前菜を盛りつけるのにピッタリ。逆に熱いものを乗せるとお皿が熱くなりすぎるため注意。今回はウニとサーモンの前菜を盛りつけてみました♪…とっても豪華に見えます(*^^*)
お皿と同じようにコップも冷やしました☆錫は古くから「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきたそう。今回はワインを入れましたが、少しザラザラとした鋳肌によりビールを注ぐとまろやかに泡立ち美味しく飲めるとか。ワインはいつもワイングラスに入れていましたが、錫で飲むとまた違った感じ♪でもこのグラスだといっぱい入るので飲みすぎてしまう。笑
なかなか高価な食器は普段使いには向いていませんが、記念日をお祝いするのにこれ以上の食器はないくらい気に入りました(*^^)v食器に料理が負けないように、まだまだ頑張らなくては…!結婚10周年のご夫婦、またちょっと変わった素材の食器を探している方、錫の食器はいかがですか?♪