以前インド食材のお店で調達したインドのスパイスがたくさんあるため、家のカレーを本格化させてみました。使うのはごくごく一般的なカレーのルー(子どもがいるためいつも甘口。笑)。プラスαのスパイスで、味がどう変わるのかまとめてみました!

驚きの仕上がりになります…!!
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ホールスパイス4種、パウダースパイス2種で風味と深みと香りを高める!
カレーのルーの中には実にたくさんのスパイスが入っています。インドではスパイスを一から作るのが当たり前で何十種類ものスパイスを常備しているのが普通ですが、これを日本で作るのは大変!今回は私が手に入れたスパイスをプラスしていく形で、味や香りを変えていきたいと思います☆
用意したのはこちら(*^^*)
【ホールスパイス】※白いお皿に乗っているもの
・(左上)マスタードシード…今回は辛みの強いブラックマスタードシードを使用
・(左下)カルダモン…清涼感のある香り(さやを割り、種子のみを使う)
・(右上)アジョワン…タイムに似た強めの香り
・(右下)フェネグリーク…メープルシロップのような甘い香り
【パウダースパイス】※右上の小瓶
・クミン…インド料理の香りの基本!!
・チリーペッパー…後から辛みをプラス(大人用に)
ホールスパイスとパウダースパイスの使い分け
スパイスには原型のホールタイプと、粉末状のパウダータイプがあります。基本的にはホールタイプは最初に油で熱して香りを出して使い、パウダータイプは炒めた食材に絡めて使ったり最後の仕上げに振りかけて使います。同じスパイスでも、ホールとパウダーだと印象が違ったりします。ホールの方が本格的ですが、使い勝手を考えるとパウダーのほうが気軽に使えて良い、という印象。ホールスパイスは、気合を入れれば、乳鉢ですりつぶして乾煎りして熟成させ、ミルでパウダー状にしたらオリジナルスパイス(カレー粉)が作れます。
いつものカレーにスパイスを加える方法で本格カレーを作る!
作り方
最初にホールスパイスを油で炒めます。焦げないように弱火でじっくり、香りを出す感じで!ちなみにスパイスの量は適当です(笑)、好みによって少しずつ使って自分のベストな量を見つけてください♪カレー8皿分(ルーひと箱分)を作っています。
いつものカレーの具材を入れます。ごく一般的に、カットした玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、肉(豚肉)を入れ、5分ほど炒めたら既定の水を加えて煮込みます。
食材に火が通ったら火を止めてルーを入れ、よく溶けたころにパウダースパイスを投入。仕上げに弱火で5分ほど煮こんだら完成です。
↑この時点でチリーペッパーを加えても良かったのですが、大人用のカレーだけ辛みを加えたかったので、これだけはお皿に盛った後に振りかけました。
さぁ、食べてみましょう!!…これは、かなり、ガツンとスパイスがやって来ます!!口の中に入れた時はそうでもないのですが、ホール状のスパイスを噛んだ途端に口の中はそのスパイスでいっぱいになります。これはカルダモン?これはマスタードシードかな?と思うくらいに、スパイス感が襲ってきます。(個人的に、甘い香りのするフェネグリークがどう影響するか楽しみだったのですが、私が配分を間違えたのか他のスパイスのインパクトが強すぎたのか、あんまりわかりませんでした。がーん) 好きなスパイスだったらいいのですが、「味や自分の好みはよくわからないけど入れてみた」みたいな感じで入れるのはちょっと危険かもしれません(^^; パウダー状のスパイスの方が格段になじみが良く、インドでは粉にして使う意味というのには納得です。ただいつものカレーとは大きく異なる仕上がりに、マンネリ化脱却には最適です!ちなみに4歳息子は…だいぶきつかったようです(本当ごめんね)。黒いスパイスが見えないルーの部分をすくって、息子にはあげました。お子さんがいる家庭では、できれば大人用カレーとして作ってください。笑
今回は家にあるスパイス6種を加える形にしましたが、一つずつ少量ずつ使って好みや特徴を把握してから調整した方がいいのかな、とも思います。カレーに限らず炒め物や普通のスープにも使えます。なかなかハードルは高いかもしれませんが…本格カレーに挑戦したい方、ぜひ試してみてくださいね!