先日お茶ミルサー「お茶の粉砕々」についてご紹介しましたが、今回はその続編です!お茶ミルサーで細かくしたお茶は、市販の粉末のお茶より粗くすることもでき、”食べるお茶”として料理に活用することができます。
「お茶ミルサーは持っているけれど、細かくしたお茶はどうやって食べるの?」と疑問に思う人もいるかもしれないと思ったので、私が作ってみた料理をいくつかご紹介します。

手動タイプのお茶ミルサー「お茶の粉砕々」
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「粉末」か、「少し粗め」か、で調理法は変わってくる
お茶ミルサーの多くは、お茶のすりかたの調節が可能です。私が持っている手動のミルサーはネジで粗さを調節できるものなので、粗さを微妙に変えることもできるのですが、簡単に「粉末」(写真左)と「少し粗め(ネジの調節はちょうど真ん中の位置)」(写真右)の2種類にひいてみました。
「粉末」は良く市販されている粉末のお茶と同じですね。「少し粗め」のものは、食べた時に葉っぱが口に残らない食べやすい大きさを意識しています。
この「粉末」のお茶は、そのままお湯を注ぐだけでお茶として飲むことができます。湯呑みに粉末のお茶を少し入れて熱湯を注ぐだけなので簡単!一人でお茶を飲みたい時も便利です。ただ粉末は湯呑みの底にたまり、飲んでいくと渋くなっていくため、私は最後の方はお湯を足して飲んでいます。
ご飯に粉末のお茶をかけて、お茶漬けにしても良いかもしれませんね。
粉末のお茶は、舌触りが良く食材との混ざりも良いため、例えばプリンやババロア、ういろうなどの和菓子、ホイップクリームに混ぜたり、ご飯に混ぜて色付けや風味付けもできます。
「少し粗め」にひいたお茶はそのまま食べられます!
これは、少し粗めのお茶とゆかり(しそふりかけ)と白ごまを混ぜて、ふりかけにしました。
お弁当にもぴったり。これ、本当にお勧めです‼ シソの風味がきつすぎず、お茶の味もしっかりします。
こちらはドレッシング。マヨネーズと牛乳、少し粗めのお茶、レモン汁と砂糖、塩コショウを混ぜて作ってみました。ダイレクトにお茶は感じませんが、乾燥ハーブを加えたようにほのかにお茶が香ります。先ほど書いた、お茶で作ったふりかけ+マヨネーズでも、絶対美味しい。
こっちは卵としめじの炒め物。塩コショウと一緒にお茶を振りかけました。お茶、何でも合います‼シンプルな食材の組み合わせでも、深い味わいになるのが嬉しい!
こちらはお茶のケーキ。簡単に美味しく出来たので分量を記しておきます。
材料
・ホットケーキミックス …200g
・卵 …2個
・油 …大さじ2
・少し粗めにひいたお茶 …10g
・砂糖 …30g
作り方
1、材料を全てよく混ぜ、クッキングシートを敷いた型に流し込む。
2、180度に熱したオーブンで約35分焼く。出来上がり!
甘さは控えめなので、お茶の味がしっかりと分かります。抹茶や紅茶のケーキはよくありますが、それよりも上品さがあるかも☆私はこれとチーズを一緒に食べましたが、ジャムやはちみつとも相性が良いと思います。もし何もつけないなら砂糖は倍量してもOKです。
お茶って、食事の時も飲みますし、お菓子や甘いものを食べた時も飲みたくなりますよね。お茶を料理に使う時も同じ!おかずやご飯、スイーツだって、和洋折衷何でも合います。食材と喧嘩する味ではないので、とりあえず色々試してみてみたら新しい発見があるかも?!