カルディで見慣れない料理の素を発見、購入してみました(*^-^*)。「マクルーベ」という”スパイス香る炊き込みご飯”の素です。中東地方の家庭料理で、この素を使えば炊飯器で簡単に作れますよ!マクルーベという料理について、カルディの素を使った作り方と味について、詳しくご紹介したいと思います☆

家族にリクエストされ、リピート決定~また絶対買います( *´艸`)!!
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パレスチナ、レバノンなどの中東の家庭料理 シナモンなどの香辛料と甘めの味でクセになるご飯
日本では聞きなれないマクルーベという料理。パッケージの裏には「マクルーベは『ひっくり返したもの』という意味の中東地域の伝統的な炊き込みご飯」「カルダモンやシナモンなどの甘い香りがクセになる味わい」と書かれていました。調べてみると、マクルーベは、マクルベ、マクルバなどと呼ばれ、地域や家庭によって具材が少し変わるようです。お鍋の中に野菜と米を入れ、炊き上げた後にお皿にひっくり返して完成。豪快な料理で、人が多く集まる時にもよく作られています。綺麗に盛り付けて食卓に出すというよりかは、みんなの前でガバッとひっくり返して「おお~」と盛り上がる料理みたいですね☆鍋の底に具を並べて米を入れる二層バージョンや、具とお米を何層にも重ねたミルフィーユ層バージョンがあり、好みで作り方をアレンジすることも多い料理です。
この「マクルーベの素」ですが、原材料を見てみると「鶏肉、炒めたまねぎ、なたね油、砂糖、チキン風調味料、食塩、香辛料」などと書かれています。パッと見、変わったものは無さそうですが、この『香辛料』に特徴があります。パッケージのイラストにヒントがありました。
↓この上のスパイスは、爽やかさが特徴のカルダモンですね!下はブラックペッパーかな?
この長細いのは、クミンシードかキャラウェイシードですね、どちらもカレー屋さんで口直しで置いてあったりする、少し甘い香りと苦みのあるスパイスです。右上のは…オールスパイスか、枝みたいなのが見えるのでコリアンダー(パクチーの種)かな?でも色が黒っぽいからなぁ、なんだろう~。
こちらはシナモンスティックと、おそらくローリエ。全体的にみると、カレーに使われるスパイスが多々あるのと、甘みや爽やかな風味と、異国風の香りが強めの組み合わせです(*´▽`*)。これは今までにない風味豊かなスパイスてんこ盛りの料理だと分かります☆個性あるスパイスの主張が強そうなイメージなので、スパイスが苦手な人はちょっと警戒しつつも、辛みは無いので好みに合えば家族みんなで食べられそうです。
作り方 野菜を焼くひと手間はあるが、簡単で美味!具材アレンジで楽しみ方が広がる♪
前置きが長くなりましたが、早速作ってみましょう!パッケージの裏には作り方が詳しく載っています。
この「マクルーベの素」はごはん2合分、3~4人前分です。他に用意するものとして、米2合、ナス1~2本、オリーブオイル大さじ3(私はサラダ油で代用)、水400cc、お好みで盛り付け用の野菜、砕いたナッツなどと書かれていました。ポイントとして、「焼いたトマトや砕いたナッツをトッピングするとさらに美味しい」と書いてあったので、私はどちらも用意しました。★【アレンジ】調べてみたら、本場では野菜はじゃがいも、ナス、ピーマンなども使うことがあるようです。もし使う場合は、ナス同様に、フライパンでこんがり焼いてからごはんと一緒に炊き込めばOK。マクルーベの素にはもともと細かい鶏肉が入っていますが、一口大の鶏肉を加えても◎
ちなみに箱の中にはこんな感じの「マクルーベの素」が入っています!
《作り方》※上記の作り方を私なりに分かりやすくまとめています。
米を洗米します。ナスは6㎜くらいにスライスし、フライパンにオリーブオイルを敷き、両面に焼き目が付くまで焼きます。炊飯器の窯底にナスを敷き詰めます。
その上に、米を入れて、水400ccとマクルーベの素1袋を入れて…、
ナスを崩さないように混ぜます。(分量は5合炊きの炊飯器の場合です。3合炊きの場合は、水350ccに減らします)
炊いている途中でシナモンの良い香りが!!わくわく、期待が膨らみます(/ω\)♪炊き上がったら、蓋を開けて数分、水分を蒸発させます。←待てなくてそのまま食卓に持ってきた図。
炊飯器の窯を取り出し、大きめのお皿をかぶせます。炊飯窯を皿ごとひっくりかえします!!熱いので要注意。↓夫にお願いしました(;^_^A。
上に焼いたトマトと、ナッツを乗せて完成!ナッツはサラダトッピング用の最初から細かくなってるミックスナッツを使用しました。
◎料理用にこういう小袋があると意外と役立ちます◎
小皿によそっていただきます!な…なすが信じられないくらいトロトローーーーーっ( *´艸`)。焼いた後にじっくり炊いているので、なすの皮も口に残らないくらい柔らかくなっています。なすが苦手な息子が「ママ、なすが美味しいよぉ」と絶賛!カルダモンやシナモンの香りのご飯はなかなか斬新です。香りと共に味も甘みがありますが、日本人にとっては安心感のある甘みです(煮物とかをイメージ)。もしかしたらこの独特の甘い風味が苦手な人はいるのかも?ただ我が家は家族全員美味しく食べられて、2合分3人(大人二人、6歳児一人)でぺろりと食べてしまいました☆
余談ですが、このマクルーベは現地でも日本人が食べている粘りのあるジャポニカ米を使うことが多いようです。ひっくり返す料理なので、粘りがないと崩れてしまいますもんね。それから、本場ではヨーグルトソースやヨーグルトサラダを添えるのが定番だそう。ヨーグルトに塩とニンニクを混ぜたものをベースに、刻んだミントやきゅうりなどの野菜を和えたさっぱりしたものを、ごはんにかけたり付けたりするのだとか。今回『マクルーベの素』を使ったレシピでは焼いた野菜を使っていますが、現地では揚げ野菜を使い油が多い料理でもあるので、後味をさっぱりさせるためにヨーグルトを組み合わせるんですね。
今回家族から好評だったので、我が家はリピート決定(*´▽`*)!次回は野菜をもう少し多めにして、アレンジしてみたいと思いますので、そうしたらまたレポートしますね☆
◎↓カルダモン、シナモン(以前私はカシアを試してみました)、カレー用スパイス(クミンやフェンネルなどが入っていて炒め物にも)、載せておきますね◎
◎みんなでごはんをつつくのに、黒い大皿が本当に欲しい~!!◎