ロマネスコが安くなったので久しぶりに購入しました。この見た目が面白くて、我が家では時々買っています!特におもてなしやパーティー料理にロマネスコが入っているとそれだけでちょっと豪華に。カリフラワーの様で存在感のあるロマネスコについて詳しくまとめてみました。
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芸術品のような見た目 ブロッコリーとカリフラワーの中間
ロマネスコの特徴は何といってもこの見た目です!花つぼみの部分が実に特徴的で、尖った円錐のらせん状を描いています。この小さなとんがり部分を見ても、また小さならせん状のとんがりが集結して出来ていて、完璧にデザインされた芸術品のように見えます。
ロマネスコはあまり日本のスーパーで取り扱っていないことから最近できた野菜のようにみえますが、実は歴史は古く16世紀にはイタリアやドイツで栽培され食べられていました。分類はカリフラワーですが、ブロッコリーとカリフラワーと掛け合わせた野菜という説や、ロマネスコからブロッコリーとカリフラワーが誕生したという説もあります。そのため日本では一部で「カリッコリー」という名前で呼ばれたり、その見た目から「サンゴ礁」「うずまき」と呼ばれることもあります。
ロマネスコはビタミン類が豊富で、中でもビタミンCはレモン並みに含まれています。肌の調子を整え、シミそばかす予防、老化防止にも最適。また鉄分や食物繊維も多いことから、特に女性は積極的に摂りたい野菜です。
最近話題のダイエット食「ブロッコリーライス」にも最適
ちょっと話はそれますが、最近白米の代わりにブロッコリーを食べるダイエット方法が注目されています。その名も「ブロッコリーライス」、コンビニやレストランでもメニューに加える店舗が徐々に増えているそう。このブロッコリーライスは、茹でたブロッコリーの芯の部分を細かくみじん切りにしてお米に見立てたものなのですが、このロマネスコだと、芯だけでなく花つぼみの部分もライスとして使えます。見た目だけでなく、栄養面と食感から考えてみてもダイエットを意識している人、美容や健康に気を使っている人は試してみて欲しい野菜だと思います。
食べ方はブロッコリーと同じ!冷凍保存も可能
ロマネスコの食べ方として、基本的にはブロッコリーやカリフラワーと同じと考えてOKです。茹でて食べるという人も多いと思いますが、ビタミン類は水溶性のため茹でるとお湯に栄養が流れ出てしまいます。小分けにして水を振りかけてレンジでチンが手軽でお勧めです。少量なら500wで2~3分、量が多いなら5分程加熱してみてください。
レンジでチンしたロマネスコ↓。韓国の甘味噌チュンジャンがあったので、マヨネーズと和えてかけてみました。歯ごたえはしっかりめ。食べた印象はブロッコリーよりもやっぱりカリフラワー寄りかな。食べ応え十分でとても美味しい!!
炒め物にも!フライパンでしっかり炒めて火を通しても良いのですが、私は時短のためにレンジで半分ほど火を通してからフライパン調理をしています。今回は牛タンスライスと一緒にペペロンチーノ風に仕上げてみました。炒めて味を付けると、特にロマネスコはしっかり味が付きます。でもブロッコリーと比べて水分を含まないので、しょっぱくなりすぎることも無い気がする。味付けは洋風でも和風でも中華でも何でも合います。
今回は作りませんでしたが、シチューに入れたり、スープに入れるのも良いです!おもてなしのメイン料理に添える野菜としても最適かと☆
保存は冷蔵庫だと数日。徐々に花つぼみの先端が黒ずんでしまうので、悪くなる前に冷凍保存するのがお勧めです。保存方法は超簡単!加熱せずに、小分けにしたものを密閉袋に入れるだけ!繊維が壊れるため、調理するとき加熱時間が短縮できることもメリット。(今回は紫ブロッコリーもあったので一緒に冷凍しました。)
こうやって保存すると1カ月近く持ちますし、例えばお弁当で彩りをプラスしたい時に数個だけチンして使う、何てことも簡単にできます。ロマネスコに限らず、ブロッコリーもカリフラワーも私はいつもこの方法で保存しています。
見慣れない野菜はなかなか手に取りにくいという人も、ロマネスコはとても使いやすい野菜で、味もクセが無いため食べやすいと思います!スーパーで見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね☆