乾物

お豆のような食感!乾燥とうもろこしの戻し方・お勧めレシピ

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中華食材のお店で買った乾燥とうもろこし。とうもろこしって日本人にとっても身近な食材ですが、乾燥のものは初めて。味に違いがあるのかなと疑問に思ったので試してみることに!戻し方や私が作ってみた料理をまとめました♪

乾燥タイプ、中国では一般的だとか

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乾燥トウモロコシは、じっくり水で戻してじっくり火を通す

乾燥とうもろこし、袋から出してみるとまるで小さな石のように固く水分が完全に抜けています。ポップコーンの素はよく買いますがそれとは品種が違うのでしょう。日本でもとうもろこしを長く保存させるために、皮とひげを除いてまるごと天日干しする方法があるようです。でもその方法で作った乾燥とうもろこしはそのまま食べることもできるため、乾燥方法が異なるのかもしれません(^^;↓これはそのまま食べたら歯が欠けそうです…笑

コロコロ、石のように固い。

これをかったお店の店員さん(中国の方)に「お水で戻してからお粥にまぜて煮込んで食べるといいよ」と言われたので、とりあえずお水で戻してみます。何度か試したところ、その後じっくり加熱する時間があるなら「3時間くらい」の浸水で(炊き込みご飯を作る場合はこれ)。できるだけ加熱時間を短縮したいなら「半日」は浸水したほうが良いかと思います。

水を入れて…

3時間後。

軽く洗いつつザルで水を切ります。まだ固いですが、とりあえず下処理は完了です!

汚れやゴミも取り除いてね

お勧めは炊き込みご飯!サラダやスープも良いけど手間がかかる

早速調理をしてみます!お勧めはお粥とのことでしたが、我が家は「とうもろこしの炊き込みご飯」を作ってみました。参考までに分量を記しておきます。

材料
・米 …3.5合
・乾燥とうもろこし …70g(1/2合分)※乾燥している時の重さ
・顆粒鶏ガラスープ …大さじ1
・酒 …大さじ1
・塩 …小さじ1/2
・水 …4.5合分

乾燥とうもろこしは水に3時間以上浸してから使います。材料を全て合わせて炊飯器で炊いて出来上がり!ちなみにこれは結構薄味です。おかずと一緒に食べて丁度いい優しい味わいなので、もう少し濃くしたければ鶏ガラスープを大さじ2くらいにしても良いかと。炊き上がりはこんな感じ、おお~美味しそう。

トウモロコシご飯♪

食べてみると、ん?これは…想像とは違う食感!ぷちぷちとした食感ではなく、まるで枝豆のよう。少しコリコリしているような。生や冷凍、缶詰のとうもろこしに慣れている人は(←私も)驚くかもしれませんが、私はこういうの好きです!とうもろこしの甘みはあるので、少し甘めの枝豆ご飯みたいです。

せっかくなので違う方法でも調理してみます。水で長めに半日浸水した乾燥とうもろこしを茹でます。スープとサラダにも使いたかったので、↓こんな感じで茹でてみました(^▽^;)これ、100均の底が平らなみそこしです。これがなかなか柔らかくならず…弱火から中火でコトコト35分程時間がかかりました。←じっくり煮込む系のスープならこの時間はストレスにならないかもしれない、です。(※後に圧力鍋でも茹でてみました!記事の後半へ☆彡)

私はこんな感じで茹でました。

茹でたとうもろこし、半分はサラダにしました。潰した卵と一緒にマヨネーズで和えて、アクセントにスイートチリソースをプラスしてみました。本当、食感が面白い!これ何も言わずに出したら「何が入っているの?」となるかもしれない。

残り半分はスープに。↓写真の色が悪いのですが、右のスープです(^^;ココナッツミルクと乾燥パクチー、ナンプラーを使ってアジアンスープに。私は好きですが、スープには生とうもろこしを調理したようなプチプチ食感があった方が良いのかなぁ。

乾燥トウモロコシ料理の結論として、味と手間を総合的に考えると「炊き込みご飯」がベストです!お店の人にお勧めされたお粥ですが、試してはいないのですが(ごめんなさい)、少し固めの食感なので柔らかいお米との相性を考えるとちょっと…どうなのかなと(^^;でも中国本場の使い方はお粥が一般的なんだと思います。

生のとうもろこしは保存があまりきかないという点で、乾燥とうもろこしを買う利点はあると思うのですが、スーパーに行けば缶詰や冷凍ものも豊富にそろっていることから日本では一般的に出回っていないのかもしれません。でもこの乾燥とうもろこしは食感が面白いことが特徴の一つでもあるので、中華食材を扱うお店で見つけたら試してみる価値はあるかと。それにしても同じ食材でここまで印象の違うものもなかなか他にないなぁ…という感想でした。笑

追記:圧力鍋なら8分で茹でられました→ペースト状にしてみた

水に3時間浸して鍋で35分茹でるのは手間なので、圧力鍋を使用してみることにしました。浸水時間は同じく3時間。圧力鍋に入れて水は適当に(ごめんなさい、計量はしなかったのですが多めでOKです。茹でた後は水分は捨ててしまうため)。加圧してピンが上がってから8分間。あとは自然に圧が抜けるのを待ちます。

圧力前

自然冷却後

この時点で食べてみると…普通の鍋で茹でるよりも若干柔らかくなって食べやすい!でもやっぱりとうもろこしのプチプチ感は出ないです(当たり前ですが)。これ、放置しておくと水分を吸って固くなります。調理する予定なら早めに、食べるならできるだけすぐに!
とうもろこしが嫌いな息子のために、今回は大豆の水煮と一緒にチョッパーで混ぜてペースト状にしてみることに。

マヨネーズとチーズソースをプラスして、パンに乗っても美味しい栄養満点のペーストにしてみました!

これを紫水菜サラダのトッピングに♪(赤い実はクコの実です。)乾燥とうもろこし独特のお豆感が減り、食べやすい食感に変貌しました!これは本当に美味しかったー☆ここまでくるともう普通のとうもろこしとはまるで違う食材だと割り切った方が良いかもしれない(^▽^;)

追記が長くなって失礼しました!少しでも参考になれば嬉しいです('ω')

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