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クセのあるビーツの根を、生で美味しく食べるには

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以前ビーツを購入し、根は蒸かして葉っぱは色々な調理法を試した記事を書きました(→詳しくはこちら!)が、今回はさらに葉っぱがメインの赤いビーツ(年輪のような模様が入った品種:ゴルゴというそうです)を購入しました。これ、実は栽培時に間引きしたもので、根っこ部分はとっても小さくその分お安かったのです。さてこの小さなビーツの根、さすがに蒸かすのは面倒なので生で食べてみることにしました!

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ビーツは生で食べると栄養が無駄なく摂れる!が、クセのある味

ビーツは「食べる輸血」と呼ばれるほどとても栄養価が高い野菜です。カリウムが豊富でむくみ解消、カルシウムやマグネシウムが豊富で骨粗鬆症予防、他にも動脈硬化予防アンチエイジングに効果があり、さらに妊婦さんに嬉しい葉酸が多く含まれていることも有名です。これらの栄養素は加熱しても失うことはありませんが、減少してしまうものもあります。特に葉酸は熱を加えることで3割ほど減ってしまうそう。無駄なく摂取するには生がお勧めの野菜でもあるのです。

ビーツは葉も根も生で食べることは出来ます。けれど、おそらく好みが分かれる味です。
葉っぱは、生で食べるには少々肉厚で草っぽい味がするため、正直食べにくいです。小さな葉っぱで、濃いめのドレッシングをかけたりすれば食べやすいかもしれませんが、少し加熱しただけでぐっと食べやすくなるため、火を通すのが無難かもしれません(いや、生で食べた方が栄養あるのは分かっているのですが…)。でもこれはこれで好きな人もいると思うので、興味のある方は生で一口食べてみてください(^▽^;)

根っこの部分ですが、こちらも生で少し食べてみました。

年輪のような模様が入った鮮やかな根っこ

なるほど…。こちらも食べられないことは無いのですが、野性的な…少し土を感じるです。苦みなどは無くほんのり甘みを感じますが、このままたくさん食べるのは抵抗があるかも。加熱するのが無難、といいたいところなのですが、蒸かすのには少量過ぎたので、今回はこの根は生でも美味しく食べられるよう工夫してみることにしました。

ビーツの根っこをサラダにするなら、即席ピクルスで!!

もしビーツの根を今すぐに生で食べたいというのであれば、細かく千切りにして、できれば他の野菜と一緒にサラダにするのが美味しく食べられると思います。が、やっぱりクセはあるので、今回は即席のピクルスに!酢は控えめ、ドレッシングのような食べやすい味に調合にしてみました。

美味しかったので、ピクルス液の分量(作りやすい量)を記載しておきます。
・酢 …大さじ2
・砂糖 …大さじ1
・オリーブオイル …大さじ1
・塩コショウ …たっぷり

皮をむいて薄く切ったビーツの根を上記の液に混ぜて、冷蔵庫で1時間以上漬け込んで出来上がり!他のお野菜の上に、ピクルスの汁ごと乗せて食べます。(今回は、紫からし水菜を見つけたので、珍しいもの同士組み合わせたサラダにしました。)

ピクルスというと酸っぱい味が特徴ですが、こちらは酢が少ないのでとっても食べやすい☆肝心のビーツの味は、とても食べやすく変貌を遂げました!少しラディッシュのようにも見えますが、それよりも歯ごたえがあります。しんなりしすぎることなく食べ応えがあり、ビーツらしい風味もきちんと感じます。
もしピクルス液を作るのが面倒だったら、市販のドレッシングに少し漬け込むだけでも食べやすさは変わると思います!

ビーツの根は、火を通すととても甘くホクホクとした感じになりますが、茹でるのも30分ほどかかりますし面倒。少しの量であれば一度生で食べてみてください。加熱したビーツのほうが断然食べやすいのですが、色々な味わいを知るうえで、是非試してみてほしいと思います!

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